レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

Full House/Wes Montgomery

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早いもので11月が始まりました。

年末が来ると慌しく時間が過ぎてしまいますがあまり好きな季節ではありません。ちょっと忙しいこの時期、テンションを上げていくにはもってこいのライブ盤をご紹介。かなり強引ですが... 

 

Full House 今年の初夏でした新宿のディスクユニオンで購入しました。

裏ジャケットは黄ばみかけていていますが盤質は問題なし。日本盤で84年にプレスされ2300円で販売されていたようです。この盤、やはり人気アルバムなので割と高めでしたが一応予算内なので押さえておきました。この時、他に4枚購入しましたが全てギタリストアルバムでした。なかなかの豊漁でこんなことは今後もあまりないかと思います。

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さてこのアルバムジョニー・グリフィン、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブとこれ以上ないメンバーで繰り広げられたジャズギタリストとしての珠玉の名アルバムなのは言うまでもありません。

 

アルバムのギター、有名なギブソンのL-5ですが本人の実際に演奏したものではないようです、また余談続きでフルハウスとはトランプゲームのフルハウスらしいですが実際、このアルバムに収録したライブ会場(Tsuboというカリフォルニア、バークレーのカフェ)では入りきれないほど人が溢れかえり、別の意味でフルハウスと言えるタイトルだと裏ジャケットの解説には記載されています。

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裏ジャケットの写真は有名なジム・マーシャルが撮影したものだそうです。

曲目は

SIDE 1

1. FULL HOUSE

2. I'VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE
3. BLUE 'N' BOOBIE

SIDE 2

1. CARIBA

2. COME RAIN OR COME SHINE 

3. S.O.S

 

アルバム全編でウエス・モンゴメリーの有名な オクターブ奏法と心地よい音色のギターフレーズが堪能できます。最初に彼の音を聞いたとき全くどうやって弾いているのか見当もつきませんでしたがネット動画や検索していくと彼のピックを使用しない奏法やギブソンのL-5というモデルを使用していることなど知り魅了されていきました。

 

結構レコードも増えてきましたが彼のレコードも常時品薄のようです。ジャズギターを志す人で必ず聴き倒すのではないかと思います。

 

さてさて今年もあと2ヶ月ですが1年が早く感じるどころか10年も早く過ぎますね... まずいというか時間を無為に過ごしている気がしてなりませんが本人はいたってそれなりに真剣です。与太話もここらで... それでは!

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