MR. RTYTHM/FREDDIE GREEN
月曜日が来てしまいました。
なんとも3連休後の月曜日は気が重いです。
"全てが終わってしまえば良い"と子供の頃、長い休み明けはとかくブルーでしたが今でも同じです。成長していないのでしょうか...
さてフレディ・グリーンのレコード。2ヶ月くらい前に新宿ディスクユニオンで購入したと思いますが記憶は定かではありません。気付いたらあった... ?ジャケットは恐ろしくペラペラで日本語ライナーノートは裏面に... 定価1100円だったようです。それに反してレコードはちょっと重量のある盤で音質に問題なし。
チャーリー・クリスチャンの出現によりギターがソロ演奏する楽器として重要性が高まった言われていますがリズムを刻む役割が軽視されるわけではなくフレディ・グリーンの歯切れの良いバックキングが奏でるリズムは多くを語ります。
カウント・ベイシー楽団のリズム・セクションのの最重要人物と評され、そのスタイルは常に正確なリズムと調和するコードワークで楽団に無くてはならないものだったと言われています。
決してソロを演奏することもなく独特のギターの構えで延々と小刻みよくリズムを刻んだプレーヤーであります。このアルバムではピアノ、サックス、ドラムを効果的に際立たせ音楽として純粋の楽しめる普通のよさがこのアルバムには凝縮されています。ちなみに彼のリーダアルバムは50年のキャリアを通じて2枚だけのようです。
もっぱらビッグバンドのギタリストとしてリズムをキープする役に徹し陳腐な表現ですがまさに"いぶし銀"のギタリストと言えます。ギタリストといえばバンドの花形だと思うのが普通ですが... こういった役割もあるのだと... またその味が分かるようになれば立派なジャズファンと言えるのかもしれません。昔の巨人の川相いや土井みたいな存在でしょうか...
1 I Don't Know - Count Basie and Freddie Green
曲目は...
サイド-1
1. Up in The Vlues
2. Down for Douvble
3. Back and Forth
4. Free and Easy
5. Learnin' the Blues
6.Freed Bag
サイド-2
1. Something Gotta Give
2. Easy Does It
3. Litthe REd
4. Swing Back
5. A Date with Ray
6. When You Wish upon a Star
独学でギターを学び生きていくためにバンド内でも立ち位置を手探りで模索しながら結びついたスタイル... 決して望む姿、夢を追い求めず、いやその余裕もなかったのかもしれませんが考えさせられるものがあります。
講釈ばかりで申し訳ありません。このアルバム、難しいことを考えず聞き流すだけでも気分が明るくなります。天気の良い日に散歩しながら聞くと最高であります。それでは!