レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

レコードコレクションを語る(その3: Eric Clapton SOLO)

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こんにちはYamataiです。

レコード再デビューを果たしました今年、基本的にはJAZZ系を中心になどと思っていながら... やってしまいました。上物を見つけてしまいました。値段は990円?中野のDisk Unionで見つけて1度は見送りました。やはりApple Musicで聴けるし、その昔、中学生の頃1500円で購入して愛聴していたし今更... 

 

しかし諦めきれずジャッケットも綺麗で盤質もAとあったので中野に用事があったので数日後、店に行きましたがありません... 愕然と肩を落として仕方なくクラプトンコーナーを見ると...

 

なんとありました。入荷したてのコーナーからクラプトンのコーナーに移動されていただけでした。

 

ブラウニー、クラプトンのブラッキーと並ぶ有名なフェンダー・ストラトキャスターです。指板が黒ずんでいて汚いと指摘されることもありますが... 有名なギターです。

手にはタバコが... クラプトン、よくギターのネックの弦の間にタバコを置いている様子が動画、写真で見かけますが... 今となっては懐かしい感じですね... そういえばヴァンヘイレンも同じことしてましたが影響を受けたのでしょうか?こんなことにも影響力を及ばしていたとしたらクラプトン恐るべしですが...

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余計な話はほどほどに、このアルバム一般的な評価はそれほど芳しくないようです重たる理由としては...

-クラプトンのギタープレイがあまり際立っていない(クリーム時代のギタリストとしてのクラプトンを基準にすると... 確かにそうかもしれませんが...)

-ヴォーカルがうまくない(ヴォーカリストとしのクラプトンを手厳しく評価したい方面での評価だと思われます)

-デラニー&ボニーの影響が強く現れすぎている(クラプトンの路線変更を認めたくない向きの方面からの評価だと思われます。確かに裏ジャケットを見るとかなり品の悪い人たちに監禁されているか英国人の絵柄にも見えてきますが...)

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その評価もありながら、このアルバムを経て、またデレク&ドミノスのメンバーがここから派生したものであると考えるとかなり重要なアルバムだと言えます。

 

またサザンロックの影響を受けレイドバックと後に言われるスタイルをクラプトンが模索し始めた記念碑的なアルバムでもあります。

 

J.J ケール作の"After Midnight"、レオン・ラッセルとの共作、"Blues Powr"、デラニー・ブラムレットとの共作"Let It Rain"、"Bolltle of Redo WIne"、アコースティクで美しい楽曲、"Easy Now"など中々の小粒な名曲が揃っていると思おうのですが... 

 

確かにこの次のアルバムが名作、Laylaだということ事実から完全に忘れられているアルバムとも言えますがそれにしても過小評価されすぎている気もします。個人的にクラプトンファンであるがための肩入れとも言えますが... 

 

Laylaですら発売当初の評価は散々であったことを考えると当時の世間一般(評論家を含む)の人々からのクラプトンに対する期待が相当、重荷であったと思われます。

 

なかなか大変な世界であります... 

 

アルバムに話を戻すとデラニー・ブレムレットの共作、"Lovin' You Lovin' Me"が実は1番好きだったりします。歌詞の内容は推って然るべきラブソングですが、時期的にはパティに惚れちまった頃の気持ちを歌い上げているのでしょうか?少しまだ爽やかな歌声ですがこれがレイラという渾身のラブソング集を作ってしまうほどズブズブに入れ込んでいくのですから... 恐ろしくもありますが... つまりピュアとも言えますかね... 

Lovin' You Lovin' Me

Lovin' You Lovin' Me

  • エリック・クラプトン
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

大人の遠足: 初夏の鎌倉を散策しました(後編)

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こんにちはYamataiです。

鎌倉の旅、後編です。

昼近くなると暑さは本格的になりまして偶然ばったり会った巨匠写真家の友人は長谷寺を回るようですが我々は大仏を見たらなんとか鎌倉に向かおうと心に決めておりました。

 

さて大仏さまにお会い致しました。巨匠写真家は子供の頃は巨大に感じていたけど今見ると小さくて拍子抜けしたと語っておりましたが... 私的にはこんなものだった気がしました。やはり巨匠クラスとなると大仏さまにも迫る気概があるのでそう感じるのでしょうか?

Leica M-D & Summicron 50mm F2.0

すいません。全くひねりも何もない絵柄で1枚。

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綺麗なお花が供えられています。

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α7s & FE85mm F1.8

私のような小物はやはり大仏の中に入りました。暗所での高感度テストと私がやることもないテストですが...

ISOオートなのでカメラ任せで撮りました。これはISO1000。

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これはISO12800

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こちらはISO8000。

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本当に中くらいのですがこのくらいであればα7sなら余裕ですが最近感じるのはAFがあまりあてにならないような... 気がしています。DMFという設定で必ずピントを拡大する癖がついてしまいました。

 

Leica M-D & Summicron 50mm

巨匠の雄姿ご覧ください。しかしこの歳でチェキを使いこなすとは凄いです。弘法筆を選ばず、いや見せてもらいましたが新しいチェキ、欲しくなりました。

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こういう格好をしている人がいっぱいいました。

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さてさて目的の1つ、鎌倉の洋服屋さんDeliciousに向かいます。すでに疲れてしまっていますが... 長谷の駅から江ノ電が運行を再開していれば乗って行きたいところタイミングよく鎌倉駅行きのバスを見つけ乗ることができました。大仏さまのお計らいでしょうか... 助かりました。

 

そしてついにJames & Co、Deliciousブランドを取り扱いお店に到着しました。

Leica M-D & Summicron 50mm

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買い物はパンツ2本、半袖のシャツ一枚、奥様はポケッタブルのレインパーカーを購入しました。中々来れないし最近服買ってないしと... 言い訳がましいですね... 

 

このショップのオーナー午前中は大抵、海に出ているそうです。理想的なライフスタイルですね... ベーシックで良質なアイテムを企画生産しています。

james-co.jp

Dliciousのシャツの件はちょっとこちらでも書いています。

yamatai.hatenablog.jp

 

さて鎌倉、ここ何年かその駅周辺くらいを散策してきましたが歩いと行動範囲を広げるとさらに楽しいのがよくわかりました。今回は時間の関係で海岸に足を向けることはできませんでしたが、また近日行こうかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

大人の遠足: 初夏の鎌倉を散策しました(前編)

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こんにちはYamataiです。

連休明けの5/11に鎌倉に行ってきました。

紫陽花には早すぎますがこの時期の鎌倉、大昔の遠足を思い出してふらりと出かけました。江ノ島から江ノ電で目的地、鎌倉へ。目的の一つDeliciousという洋服屋さんに行ってみます。

お供はのカメラ機材は...

Sony α7s

EF 85mm F1.8& EF 35mm F2.8(これは使用せず)

Leica M-D

Summicron 50mm F2.0

 

さて拙い文章より写真で振り返りましょう...

 

α7s & EF85mm

通勤で人が溢れる新宿を後に藤沢下車、Suicaで入れるところチケットを買ってしまいました。旅の始まりを記念して1枚パチリと...

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α7s & EF85mm

乗った車両はクラシックなタイプ。味わいがあります。

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α7s & EF85mm

このレンズ解像力も素晴らしいです。手元の左側のクラシックタイプの計器が良い感じで描写されています。

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α7s & EF85mm

子供も熱心に見学しています。車掌さんはいつの世も憧れの職業なのです。ちなみにこれは1.8、開放で撮ってしまいました。

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α7s & EF85mm

告白します。金属フェチなのであります。

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α7s & EF85mm

稲村ヶ崎でやけに停車時間が長かったのは... 訳がありまして... 信号故障発生... 

結局、下車することになりますがこの時はまだ呑気に弁慶さんが掃除するステッカーなど撮っています。

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Leica M-D & Summicron 50mm

我々の乗っていた車両は藤沢に引き返すようです... 

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Leica M-D & Summicron 50mm

我々の不運をトンビが上空から笑っているようです。それにしても良い天気です... つまり、暑い...

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Leica M-D & Summicron 50mm

気を取り直し、ほぼ線路沿いの道をとぼとぼ歩きます。意外、味わいのあるお店とかあります。

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Leica M-D & Summicron 50mm

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Leica M-D & Summicron 50mm

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Leica M-D & Summicron 50mm

極楽寺に到着。休憩がてら極楽寺を見学。

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中では撮影、写生が禁止されていますのでご注意を... 

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トンネルから出てくる江ノ電を狙うことも電車が止まっていては叶いません。いやいやそれは全く興味はありませんが... 

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Leica M-D & Summicron 50mm

実は極楽寺を出たところちょうど向かってきた人が... 知り合いで3年振りくらいに会った人でした..... 本日2つ目のサプライズ... 彼は写真家でここら辺、最近、出没しているとのことでした。せっかくなので近くの彼のオススメのHalenovaというドーナッツショップいやカフェですかね... ここで小休憩。サクッとたドーナツとエスプレッソを堪能しました。ここら辺からやや集中力が落ちて写真を撮るのを忘れがちになっています(またはピントを外しだします)。

https://www.facebook.com/halenova/

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その写真家である友人、なんと大仏を撮りに来たということで付き合うことになりました。しかし話は尽きないもの元気に活躍されているようで元気をいただきました... 

 

後編に続く... 

 

 

月曜日に聴きたい洋楽 Pop名曲選(The Living Years)

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こんにちはYamataiです。

昨日は母の日でしたが父の話を少し… 月曜日から少しエモーショナルですが父親の命日が今時分なので毎年この時期この曲を思い出します。父親との葛藤、もう少し腹を割って話せたら... そんな思いが綴られた名曲です。私も息子を持つ身となり最近ようやく父親の気持ちが分かるような気もしますが... 

 

Mike + The Mechanicsは元ジェネシスのマイク・ラザフォードが結成したバンドでこの歌詞は彼の亡き父に宛てたものだと言われています。 

The Living Years

The Living Years

  • Mike + The Mechanics
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

私は父親と仲が良かったと思いますが、実は今となると意味のある言葉を本当に交わしたかどうか?今となっては思い出せません。やはり親子だから話せない?話しにくいものだと思います。父の最期は見とれませんでしたが、その日の朝、見舞いに行った時になんとなく最期を感じました。"楽しかった"と意識はなかった父親に話しかけました。その時、一瞬反応したように感じました。

 

父親とは最も身近なライバルであったり師匠であったり、超えたい、否定したい、そんな存在なのだと思います。結論として腹を本当に割って話せる友人とはなりえない存在なのでと感じます。今、父親として息子と接するとそう感じている息子の気持ちが分かったりしますが自分から腹を割って話すことも中々出来ません。

 

この親子の関係の不憫さは映画、音楽、色々な世界で永遠のテーマとなりる題材なのかもしれません。

 

この曲に戻ると"親子の関係”を世代間、異なる国同士(対立するどうし)の軋轢も示唆していると感じます。

every generation

blame the one before

we all talk differnt language

talking in defence

 

意外とは失礼ですが壮大なテーマを掲げた曲でもあるような気がします。

マイク・ラザフォードがthe gurdianに寄稿したリンクはこちら...

"ミュージシャンになることを反対していた元海軍の厳格なマイクのお父さんも音楽のキャリアを進んだ息子を金銭的にサポートしていたそうです。そして成功と引き替えに家族を離れる日も多くない結局は現役時代に忙しく家族を顧みなかった父親と同様だと気付いた... " 。何か思い当たります。

 

www.theguardian.com

yamatai.hatenablog.jp

 

金曜日のJazz Standard (One Morning in May)

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こんにちは Yamataiです。

早くも5月に突入、季節は初夏であります。

Aprilが含まれるジャズスタンダード曲、結構ありますが5月、Mayに限ってはえらく少ないものです。なぜでしょうか?

さてOne Morning in May(5月のある朝)と5月に聞くにはぴったりのジャズ・スタンダード曲です。メジャーな曲とは言えませんが中々味わいのあるメロディーであります。1933年の作品、作詞:ミッシェル・パリッシュ、作曲:ホーギー・カーミッシェルです。歌詞はなくなった愛の思い出を綴っているような内容ですがアップテンポなリズミムでありながら、どこか寂しを感じる曲であります。

 

ではカバー曲、幾つか紹介します。

チャーリー・バード

クラシックギター(ガットギター)一筋で通した伝説のJazzギタリスト。早くから多様な音楽も取り入れたスタイルでボサノバをスタン・ゲッツに紹介したのは彼であると言われています。アップテンポでライブでの演奏です。ベースとのソロの掛け合いがエキサイトであります。

One Morning in May (Live)

One Morning in May (Live)

  • チャーリー・バード
  • ジャズ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

メル・トーメ

シナトラと並ぶ伊達男ジャズ・ボーカリストによるカバー。シンガー・ソングライターとしても有名で300曲以上の楽曲を作った人でした。愛称は"ベルベットの霧"、本人は嫌がっていたようですが... シナトラと比較されることも多い彼ですが丁寧に歌い上げるスタイルは好みが分かれるところです。

One Morning In May

One Morning In May

  • メル・トーメ
  • ジャズ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

ジム・ホール

なんとジム・ホールもカバーしております。先日、One Morning in Mayが入っている中古盤を吉祥寺のHMVで見つけましたがちょい高かったので諦めました。このカバー、ジムのギターとピアノのドン・トンプソンの絶妙なアンサンブルが素晴らしいです。

One Morning In May (feat. Don Thompson)

One Morning In May (feat. Don Thompson)

  • ジム・ホール
  • ジャズ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ハービー・マン

ジャズ・フルートの第一人者。フルートでジャズのメインストリームにのし上った凄い人であります。しっとりとしたカバー、村上春樹もかつてフルートの教室に通ったそうであります。

One Morning in May

One Morning in May

  • ハービー・マン
  • ジャズ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

キャロル・クレヴェリング

幻のジャズシンガーと言われている方ですオリジナルのレコードはかなり高価な価格で取引されるそうです。1955年録音の唯一のアルバム収められているOne Mornign in May。ややアップテンポでしっとりと聴かせます。このアルバム2007年に限定版でLP、CDで販売されていたようですが見つけたら買ってしまいそうですが。

One Morning in May

One Morning in May

  • Carole Creveling
  • ヴォーカル
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

さてさて"One Mornig in May"、なかなかの名曲であります。こういった小曲ではありますがいぶし銀のようなスタンダード曲、今後も色々なプレーヤーに演じてもらいたいです。

 

 過去記事もよろしければどうぞ! 

yamatai.hatenablog.jp

 

レコードコレクションを語る(その2)

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こんにちはYamataiです。

"レコードコレクションを語る"と実に大袈裟なタイトルですが私のレコードコレクション、30枚くらいですのでまだまだ語るのには時期尚早ですが... この歳になって中古レコード嬉々として買い集めている自分もどうかと思っています。大人買いでも半万円くらいなので... いやいや中学生の頃は1枚1枚を地道に買い集めていたので、ちょっとしたバブルが訪れた感じですかね...

 

小出しで今日のご紹介はこちら3枚です。

MOANIN'/ART BLAKEY AND  THE JAZZ MESSENGER 

アート・ブレイキーの代表作とも言われている名作。新宿のディスクユニオンで買った記憶がありますが定かではありません。ジャケットの状態も良く日本語のライナーノーツも付いていますが1998年7月発売のCDより転載されたものであります。そのCD、24ビットのリマスタリングをおこなったもののようですが何故、このLPのライナーノーツが転載されたものかは不明ですが、本作に関しての記述がメインなので良しとしましょう(ジャッケット裏の英語のライナーノーツも翻訳されています)。

 

そういえば昔、MOANIN'をアル・ジャロウのMorningのオリジナルだと勘違いしてJazz好きの仕事関係の偉い人に呆れられたことが昔ありました。

 

そんなアルバム、しかもレコードで買うとは思いもしませんでしたが... このジャケットのアート・ブレーキー格好良いですね... やはりオーラがあります。

 

3曲目の"Are You Real"は本当にシビれます。ハード・バップの所謂、Jazzの真髄とも言えるパワフルな曲です。週明けの月曜日、元気であればさらに元気になれる曲であります。

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THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY/WES MONGOMERY WITH TOMMY FLANAGAN, PERCY HEATH, ALBERT HEATH

買ったのを忘れたまた買ってしまった初めての例です。ヴァージョンがRIVERSIDE 12-320とRIVESIDE 9320と異なっています。この意味、わかる方、是非、教えてください。9320は後から高円寺のレコード屋さんでなんと500円で購入しました。輸入版のようですが残念ながら盤には目に見える傷... 確認すればよかったと後悔しましたが... 音には全く影響なく12-320よりもむしろプチプチノイズは少ないくらいです。

このジャケットのウエスもカッコ良いです。遠くからだと目の部分しか見えない感じが動物的に感じられます。昔のジャズプレーヤーは絵になる人が本当に多いと思います。

12-320は日本語のライナーノーツが付いており当時2200円だったようです。どこで買ったのか思い出せませんが恐らくは新宿のディスクユニオンだと思います。リバーサイド時代のウエスの作品を好む人も多いのはわかりますが、その後のポップ路線のアルバム、"A DAY IN THE LIFE"とかも全然好きであります。

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 JORDU/DUKE JORDAN 

これは吉祥寺をぶらついている時、ディスクユニオンで見つけました。ジャケットの劣化が激しく盤質はAでありながら1000円くらいで売っていました。最初、パスしたのですがどうしても気になる3日後、購入。こういったパターンも結構多いです。あったから良かったもの、もしなかったら酷く後悔するところでした。デューク・ジョーダンの貴重な初リーダーアルバム。EMBRACEABLE YOU、DARN THAT DREAM、CONFIRMATIONとスタンダード曲とオリジナル曲が見事に融合しており名作です。彼も長い期間、脚光を浴びない時期があり再浮上した人ですがあまり押し出しの強い外見ではなく穏やかな雰囲気が音楽にも表れている気がしますがハード・バップの精神を受け継いだ最後のピアニストでもあり中々のいぶし銀的なプレーヤーですかね... (あまり偉そうに語るのは良くないので控えます)。

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レコードコレクションの紹介、まだまだ続きます(備忘録のようなものになっていますが...)。

 

過去記事もお時間あれば...

yamatai.hatenablog.jp

 

 

週末のシャツ(春夏編)

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こんにちはYamataiです。

週末やオフタイムにどんなシャツを着るか?

 

昔、アメリカに留学していた時がありましてホームステイ先のお父さんが週末必ず年季の入ったチェックのシャツ着ていました。それを"週末のシャツ"と呼んで、文字通り週末になると着用していました(週末しか着ないので、ある意味長きに渡り着ることができるのだろうと思います)。ブランド物の高級なシャツには見えませんでしたが、その愛着のあるシャツを着ることで週末のモードに切り替えていたのかもしれません。

 

アメリカのお父さんはそのシャツを着てお気に入りのリクライニングチェアに座り本を読んだりTVを見たり、自分より大柄な奥さんと買い物に行ったり、料理をして週末を過ごしていました。本当に優雅というか休日を楽しんでいるように見えました。年をとったらこんな時間を過ごしたいと思ったものです。

 

現在、私自身はフリーで仕事をしているので、ある意味、毎日が週末でもあり平日でもあり切り替え、境界線がはっきりしなくなっているので、かつてのホームステイ先のお父さんのような週末を過ごすことはできませんが... 

 

シャツですがここ何年はとにかく気に入ったものを着倒すパターンです。数を持たずに気に入ったものを最少限所有する。

 

洒落っ気がないと言われるとその通りですが... と言って値段ありきで服を選ぶことは避けています。安くて良いものは稀にセールの時に出くわすこともあります。反面、新品でも大量生産するアパレル会社のアイテムは見た目は悪くないのですが数回着て洗濯すると劣化が激しいもの多い気がします。

 

ブランドで見るとアイクベーハー、オリアン等のシャツは着心地がやはり格別です。大事に着ています。しかしもう少し気軽に着倒せる体に馴染みリーズナブルな価格のシャツはないものかと... やはり既製品は腕の長さ、丈など完全にフィットすることはありません。

 

大したコレクションではありませんが幾つか紹介しますと...

こちらオリアン(ORIAN)のウエスタンシャツ。5年くらい前に購入しましたが着心地が秀逸。この種のカジュアル系のシャツ、オリアンでは当時あまりなかった記憶がありますが... まだまだ大事に着たいシャツです。

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こちらはマーガレット・ハウエルのチェックのコットンシャツ。襟が小さく顔がでかく見えてしまうのが難点。オールシーズン着れますがタックインするには丈が短くカジュアルな装いで上品な雰囲気を出すとき... そんな時がいつあるのかは分かりませんが...

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Ike Baher (アイクベーハー)

チェックのボタンダウン。襟のフォルムがやはり自然で美しいです。独特のノウハウなのでしょうか?美しいフォルムのボタンダウンシャツといえばアイクベーハーではないでしょうか?これも5年くらい前に購入、最近出番が少ないですが大事に着たいです。去年、今更ですが袖の長さを短く直してもらいました。

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Deliciousという日本のブランドのシャツ。2シーズン着続けていた無印良品の麻の半袖シャツがさすがにくたくたになり昨年、夏の終わりに購入。このブランド、知りませんでしたがよくできたシャツ、縫製も丁寧です。期待の日本のシャツメーカーです。現在のエース級週末シャツ、今シーズンの活躍が期待されています。

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理想のシャツを求めてシャツのオーダーを初めていたしました。しかもネット経由で写真を送るだけれピッタリの寸法のシャツができてしまうというすごいものです。この話はまた別の機会に(この麻の長袖のシャツで今かなり頻繁に着ています)。 

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雨の日はこの過去記事オススメです。

yamatai.hatenablog.jp