金曜日のJazz Standard (I'll Be Seeing You)
こんにちはYamataiです
今週も金曜日、Jazz Standardの話です。
"I'll be seeing you"です。
作詞:アーヴィン・カール、作曲:サミー・フェイにより1938年に発表されたポップソング、 ブロードウェイミュージカル、"RIght This Way"の使用されたました。このミュージカル、興行成績は不振で短期間で終わりましたが、1946年、映画、"I'll Be Seeing You(邦題:"恋の10日間")で使用され一躍ヒットし有名曲となりました。この映画、服役中の女性と戦争で負傷、神経症となった男性の恋の話のようですが...
この曲はいつもの文言ですがJazz、Popsの分野で多くのアーティストにカバーされています。それではカバーしたアーティスト紹介です。
フランソワーズ・アルディ&イギー・ポップ
元パンクロッカーとの異色のでデュエット。このカバーがあるからこの曲が好きになったと言えるくらい好きだったりします。こちらややアップテンポでおしゃれなアレンジであります。最後のちょっと歪んだカッティングは賛否両論だと思いますが私は好きであります。
ホリー・コール
カナダの誇る、ジャズシンガー、ホリー・コールのカバー。結構大胆なアレンジ、解釈がされていたます。好き嫌いが分かれるところでしょうが個人的には好きであります。ホリー・コール、結構大胆にスタンダードを歌い上げるタイプで好きであります。古いCD2枚ほど所有しております。
エリック・クラプトン
このカバーの影響でクラプトン引退説が囁かれたりしていましたが今年もライブで元気な姿を見せているようですが... クラプトン、以前にも"枯葉”や"All of Me"などスタンダードナンバー取り上げていますので... その流れだと思われますが...
ティル・ブレナー
ドイツの新星、ジャズトランペッター。トランペッターでありながらヴォーカルもこなし、しかもイケメン、人気なのもわかります。
ジュリアン・レイジ
ジャズ界の新星ギタリスト。育ち、人柄申し分ない感じを受けます(なぜか上目線ですが)。このアルバムでは全編フェンダーのテレキャスターというモデルを使用しアメリカの古典的な楽曲を演奏しています。
ケニー・ドーハム
ご存知、ビバップを代表するトランペッター。アルト・サックスはアーニー・ヘンリー
という伝説のプレーヤーです。ヴォーカルのない演奏でも表現豊かなプレーヤーにかかると歌を聴いているのと同じ感覚で聴けるのがなんとも不思議であります。トランペットとサックスが心地よく調和しております。
Jazz Standardの過去ネタ、よろしければどうぞ...