月曜日に聴きたい洋楽 Pop名曲選(Laugher in The Rain: 雨に微笑みを)
こんにちはYamataiです。
連休いかがお過ごしでしたか?連休明けは仕事場でほっと一息つくお父さんも多いのではないでしょうか?私は家族サービスが激務だと感じているのはいかに普段、怠けているか?と言われたことがあります。さて月曜日はブルーマンデーなどと言われますがこの連休明け... ブルーどころか... とお嘆きの貴兄に... 昔の初恋の思い出せるような名曲を紹介します。
Laugher In the Rain (雨に微笑みを)
ニール・セダカです。知らないとおっしゃる方はWikiをご覧ください。
初めて知ったのですが彼の1959年のヒット曲、"おお! キャロル"は当時の恋人、キャロル・キングに当てたものだったそうです。へーそなんだと驚いてしまいましたが... ご存知でしたか?
このLaugher in The Rainは1974年に彼が長い低迷期を経て久しぶりに全米No.1のヒットとなった曲です。 当時の飛ぶ鳥を落とす勢いであったエルトン・ジョンのバックアップが大きかったようですがエルトン・ジョン、70年代はジョン・レノンとも共演し当時は正にヒット請負人のような存在だったのでしょうか?
さて本題に戻りますがこの曲、ラブソングのような歌詞でありますが実は彼が売れない不遇の時代の思いも綴ったもののようです。
歌詞にある"田舎道を歩いていると雨が降り始め、傘もなく肌を突き刺す寒さに震える”
彼女と思しき温もりを感じ雨に降られても幸せであると...
50−60年代初頭までは売れっ子であったニール・セダカですがイギリスのバンド、ビートルズの登場によりスポットライトから遠ざかり長年地方のドサ廻りなどで苦労したようです。
カムバックを果たした当時は35歳、20代の苦労が確実に報われた時であった言えるでしょう。セダカさんの渾身の一曲であります。
この曲、個人的には長年、ラジオ等からよく聞く印象的な曲だったのですが一体誰の曲を?調べようとしては忘れて... が長く続いていました。2、3年前にようやくiTunesで探し当て購入しました。王道のアメリカンポップスですが定期的に聴きたくなる名曲です。曲とそのアーティストにまつわるストーリーを知るとまた違った見方ができるもので楽しいですね... (こう言ううんちく収集、昔から好きであります)。
さらに勝手に解釈を突き進めると"不遇の時代も自信を失わず、またその境遇を楽しむといことでしょうか?"
この曲がこんな意味合いにも感じられる今日この頃であります。