レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

音楽の趣味(その3)

こんにちは、yamataiです。

久しぶりの音楽に関するお話しさせていただきます。

かつてレコードを購入する時、アルバムで買うのが音楽通であると考えていました。

誰に言われることもなく、そう信じていた。シングルレコードは邪道、ミーハーで本当の音楽が好きでない。そう考える人、また考えていた人も少なくないのではないかと思います。

 

しかし、実際、ジャケ買い、人からの勧めで買ったアルバムで好きな曲が1−2曲しかない… 何ていう時は結構、焦り、後悔しそうな気持ちに負けまいと、いやいや聴き込まないと本当の良さが分からないのだと自分に言い聞かせて… それでもどうしてもという場合… それでも中高生の頃は売るなどとは考えもつかず聞かずに持っていました。

 

実際、一番、最初に購入したアルバムがビートルズの“サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツクラブバンド”、これは中学生の耳には完成度が高すぎて後になって買った通称、“青盤”(これは後期のベスト盤で赤盤が前期)ばかり聞いて、それこそ聞き込んでビートルズを好きになりました。

 

今覚えるとこれが実体験となってベスト盤買いの癖がついたのかもしれません。最初に買うアーティストであるとその代表作と言われる名盤を買うよりベスト盤の方が手堅い選択かもしれません。しかしこれもある意味、邪道である誹りは免れません。当たり前ですがヒット曲の寄せ集めなのです。

 

このベスト盤の類だが中古CDにある確率が高く、かなり安価に買えてしまうのも悩ましく、おそらくベスト盤から聞いて、そのアーティストを好きになりアルバムを買って、かなり曲が被ると売りに出るというパターンが多いのではないかと思います。また最初はベスト盤から入ったくせにアルバムが揃うと、そんなことがなかったかのごとく売却されてしまう運命なのかもしれません。

 

アルバム買いですが1−2曲しか好きでなくてもBGMとして聞いたり、とにかく聴きこむと確かに耳から離れなくなる、最初はなんとも思わなかった曲が好きになることはかなりの確率であるものだと思う。やはり名盤と言われるアルバムはかなりの確率でその傾向を示している。また時より時間をおくと良さがわかるアルバムもあったり…

 

iTunesの登場以来、曲買いが当たり前になったが、便利ではあるがやはりいけないと思ってしまうのは少数派なのだろうか?

 

あえて個人的にお勧めベスト盤:

とりあえずニールヤングを聞いてみようという場合、お勧めです。Like A Hurricaneとか痺れます!

こちらもノーベル文学賞では色々な意味で話題でしたが... 今更、誰とは聞けないあなたにお勧めです!ポイントもつくよー

こちら永年、入手困難だったハリー・ニルソンのベスト盤。伝説のソングライター。Withou you等、珠玉の名曲集。