ノッポさんが教えてくれること...
ノッポさんの『小さい人』と仲良くできるかな?ー ノッポ流人生の極意 ー
こんにちはyamataiです。本日は書籍紹介です。あっという間に読めますが、何回も読み直さないといけない、そんな本です。
皆さんノッポさん覚えていますか?全く知らない?
それはあなたがつい最近まで小さい人だったからですねー
yatmatai世代には懐かしいブラウン管の中のヒーローです!
さて本の紹介です。
ノッポさんは子供を大人と同様に接する。子供を小さい人と呼ぶのだそうだ。子供は実は鋭く聡明である。大人は誰でもかつては子供、いや小さい人であった。
私は思うんですよ。5歳の頃の自分を振り返ると、なんて賢くて、正義感が強い、きれいな存在だったのかなぁって。でも、それは私だけじゃないですよ。皆さんも、賢くて、とってもきれいでした
(引用:ノッポさんの『小さい人』と仲良くできるかな?ー ノッポ流人生の極意 ー P141)
ネットで色々と調べてみるとノッポさん情報がいくつかあり記憶にあるノッポさんと違う一面、紙芝居を描いたり、ブラックノッポさんとして民放に出てたりするようです。確かに私の記憶の中では、“できるかな” のノッポさんが唯一であったからです。何か噂では最終回に話をしたとかは聞いていましたが...
2015年のノッポさんのインタビュー動画を見たのだが、ノッポさんの家ではお父さんが常にノッポさんを温かく見守り育てたようです。常に励ましどんな不甲斐なくとの叱りつけることなどなくお父さんはいつもノッポさんを買いかぶってくれていたそうです。
(それと反対でお母さんはかなり怖かったらしいのですが私の両親に何か似てる気がするのである)。
本書は全体を通して決してノッポさんが世相を斬る的な話でなく、最近の世の中のことをなんとなく緩いようで実は核心を突いている...
ふと思う事は...
ノッポさん、きっと今の親たちの子育てなど、かなり危惧しているのではないか?
個人的な解釈では...
本書が親たちが小さい人であった頃の自分を取り戻すせというメッセージと受け取れる。みんな偉くなりました、色々な事も知っているつもりになっているが実は気持ちが淀んでしまっているだけなのである。
先々の不安等を抱えていく現代の大人達、かつてはきれいであった小さい人が責任を持って小さい人たちを大事に育てる事、これが使命なんですよ!と言われているような気がしてならない。もちろん育てるなんておこがましいのかもしれない... 小さい人に育ててもらうのかもしれない。
本書ではノッポさんが一番きれいな存在であった頃の大人の行動、それがいくつが語られている。こんな冷静で賢くを物事をわかっているか???ノッポさんよくその記憶が残っているなぁーとも思えるくら克明な記憶である。
ウチでも忙しいと、あーどうせ、チビだし分からないだろう的な対処を自分したりするのでイカンイカン...
本書、なんとなく読み終えましたが自分の小さい人だった時代を思い出しながら何度も読み返してみたいと思います。