Sony FE 85mm F1.8 買いました(その2)
こんにちはYamataiです。
ポートレートレンズを買っても中々、使う機会は限られたるするものです。そんなこともあり過去に何度も手にしながら手放すを繰り返してきましたが...
カメラのシステムごと替えることも多かったので決してレンズに不満を持ったことはありませんが...
さてさて3月24日に発売になったばかりのFE 85mm F1.8ですが今のところの感想ご報告いたします。
良かった点
性能
レンズ内モーターでフォーカス時も静かに駆動します。これはカメラボディに起因するところかもしれませんがピントは若干甘い気がします。DMFという設定でフォーカス後、ピントを追い込めるので本当に歩留まりが良くなります。人物の瞳に気持ち良くピントが合います。瞳AFを試しましたが使用できるシチュエーションは限定的です。
サイズ
小さい単焦点レンズ好きの私としてはちょっと大きいのですが大口径の85mmとしては十分小さく許容範囲です(ちなみにフードを外せばかなり短くずんぐりむっくりしています)。
FE35mm f2.8との比較ですとの比較するとデカイです。レンズ面の大きさがポートレートレンズとしての風格を感じます。個人的にここは大事なところです。
ずんぐりむっくりで大目玉です。
価格
当然、FE 85mm F1.4なんかと比べると1/3以下です。
発売直後なので他社の85mm F1.8のレンズと比べて1万円ちょっとくらい高いかもしれませんが設計が新しく質感も高いと思います。Canonの同スペックモデルは持っていましたが写りは良かったですが質感が若干チープだった印象があります。
作例 (全て開放値で撮っています)
花の色を際立たせたいので大分アンダーで撮りました。
木の朽ちた感じが良く描写されています。
α7sですがガラスものと相性が良い気がします。
ちょっと距離のある被写体を取り込めるのが85mmの良さですかね...
柄杓の表面が良く描写されています。
手の感じ... ちなみに若い人の手です。
結論
ポートレートレンズ、85mmですが人物撮影とはあまり縁がない、用途が少ないと敬遠する人も多い、またはズームレンズで済ます人が多いと思いますが散歩の時、結構使えます。50mmよりさらに凝視する感じでやや遠めの距離から気になったものを画面に大きいく捉えられます。これはこれで50mmよりも断然使いやすいとも言えます。
そのような用途であればFE85mmのサイズが最適だと思います。FE85mm1.4であると大きさは15%くらい大きくなり重量は倍以上となります。これは完全にプロ、ハイアマのモデル撮影に必要とされるレンズと思えます。
またミラーレスカメラシステムであるα7シリーズにあまり大きなレンズは個人的には不似合いな感じがしてしまします。それであればフルサイズの一眼レフを使用した方が何倍も良い気がします。