WORK SONG/NAT ADDERLEY (CD盤)
こんにちはYamataiです。
年初からなんとなくテンションが低い...
そういえばここ2回ほどレコード屋さん巡りをしていますが収穫なしです。昨日はお茶の水に立ち寄りましたがあまりピントくるものがなく... 先週末は久しぶり旧友とビールをしこたま飲み今週は月曜日からなんとなくダラダラと時間を過ごしてしまっています。そんなこんなでちょっとピリッとしようなどと思い聞いているのがWork Songであります。
超有名な曲で日本の誇る八代亜紀さんもカバーしております。
私の手持ちはCDであります。おそらく昨年購入していますが昨年購入したCDのリストから漏れてしまいまいました。完全に忘れていました... しかしレコードでも欲しい名盤だと今更思っています。
曲目は...
1. WORK SONG
2. PRETTY MEMORY
3. I'VE GOT CRUSH ON YOU
4. MEAN TO ME
5. FALLOUT
6. SACK OF WOE
7. MY HEART STOOD STILL
8. VIOLET FOR YOUR FURS
9. SCREAMED EGGS
Work Song やはり元気にしてくれます。アート・ブレーキーのMornin'やAre You Real と同様、エネルギー全開ぶりがたまりません。決して夕刻に聞く感じの曲ではないともいえますが...
個人的に嬉しいのはその才能を見出されたばかりの若かりしのウエス・モンゴメリーが全編、参加していることです。ナット・アダレーのお兄さんキャノンボール・アダレーにインディアナポリス滞在時にウエスのプレイに注目しすぐにレコード会社に契約を取り付けるように連絡した話は有名です。このアルバムのウエスの抑揚の効いたフレージング等は渋く決まっています。ナットの叙情的なコルネット(トランペットと音域は同じですが形状が異なる)を巧みに引き立てています。
このアルバム、ノリノリの曲もあれば意外にもしっとり落ち着いたスタンダード曲、I've got a crush on you、My Heart Stood Stillなどナット・アダレーのリリカルなフレーズも意外や繊細なニュアンスが良い感じです。またシナトラやビリー・ホリデーで有名なバラード、Violets for your fursも絶品です。
なんか買ってしばらくその存在すら忘れられていたCDをここまで絶賛するのも変な話ですが往年のRIVERSIDEの誇る名盤の一枚と言えます。
- アーティスト: ナット・アダレイ,パーシー・ヒース,キーター・ベッツ,サム・ジョーンズ,ウェス・モンゴメリー,ルイ・ヘイズ,ボビー・ティモンズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/12/03
- メディア: CD
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さて年初から中古レコード漁は不調ですがいま考えているのはB+あるいはBランクでも1000円以下であれば買っちゃおうかなぁ... と思っていますがもう少し市況をウオッチしましょう...