レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

番外編: 2017年、今年購入したCD(前編)

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こんにちはYamataiです。

今回は番外編として今年購入したCDを前後編で振りかえってみたいと思います。

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購入した枚数は合計でたった9枚です。Apple Musicを利用する私にとってこんなものだと言えます。しかし実は何を隠そう今年購入したレコードはなんと50枚。なんとも時代に逆行した行為と言えますがアナログ回帰とも言える昨今、むしろ順行なのかもしれません。そう言えば最近、レコード屋さんも混んできている気もするし... レコードを閲覧する際はストンと上から落とさないでくださいと張り紙までされています。おそらくはお客さんが増えてきたのと生産されてからかなりの年月がたつ中古レコードの特にジャケットの経年劣化と複合的な要素で被害が大きくなっているのかもしれません。

 

話をCDに戻しますが...

CDを買う基準とは?レコードと比べては特にないのですが... 

購入した背景を分析すると...

パターンA: Apple Musicにない音源だった

パターンB: Amazonに勧められて

パターンC: 中古のCDで安かった

パターンD: 買わなければならなかった

この4つのパターン合わせて紹介いたします。

パターンA

1. Two JIms & Zoot/Jim Raney

Jim RaneyとJim HallそしてテナーサックスのZoot Simsの共演。Jim HallがどのようにJim Raneyと掛け合うのか興味深く音源を探したのでしたが見つからずにアマゾンで購入。夏前だったと思いますが... あまり聞き込んでいません。最新デジタルマスタリングが採用された高音質版ですが... 長い冬休みに聞き込んでいきたいと思います。

2. Jim Hall Live/Jim Hall

これは最近、レコードでも買ってしまいました。ライブ版ですが録音状態も良くある意味、最盛期のJim Hallの演奏を堪能できるアルバムと言えます。レコードでも買ってしまったのはどうかと思いますがそれほど気に入ってしまいました。この続編のライブばんも最近発売されています。2枚組でかなりオススメのようです。年末やけっぱちになったら買ってしまうかもしれません。

パターンB

1. Sing Me Softly of The Blues/The Art Farmer Quartet

これはAmazonの寸評で名盤の誉れが高くどうしても欲しくなった購入。ついにはレコードまで購入。内容は渋いです。Art Farmer がキャリアの後半、多用したトランペットとフリューゲルホーンの長所を生かしたフランペットが繰り出される彼の代表作とも言えるアルバムです。

2. Crawl Space/Art Farmer 

Amazonに勧められましたけど70年代のアート・ファーマーのちょっとクロスオーバーの要素も取り込んだ意欲作。まだその良さが私には分かりかねる... というのが正直な感想です。アート・ファーマーという人、恐ろしく真摯に音楽に向き合った人なのでしょう... 時代の要素を取り入れ自分を進化させる... 中々できることではありませんが... 歳をとると自分のできる範囲のことで楽しむ... これも良いのかもしれませんが... このレコードも時間が過ぎるとまた違った評価をするのかもしれませんが...

3. When Farmer Met Gryce/Art Farmer & Gigi Gryce

これはアート・ファーマーのかつてのバンド仲間であったGigi Gryceとの共演。デジタルリマスター版ですが... これあまり聞いてないなぁ... これも冬休みの宿題として聴きこみたと思います。

以上残りは後編へ!