レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

雨の日にすごい懐かしい曲を聴いてみる...

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お題「雨の日に聴きたい曲」

こんにちはYamataiです。

鬱陶しい梅雨空が続きますが本当に嫌な季節ですね。そんな月曜日にはモチベーションを上げるべくお題に挑戦します。

 

ちょっと視点を変えて80年代、シティポップの貴公子と言われた山本達彦を思い出しています。J-Popという呼び方がなかった時代、そういえばシティボーイなどという言葉が普通に使われていた頃の時代です。

 

個人的には80年代は高校〜浪人〜大学〜社会人と青春時代(気恥ずかしい言葉)を過ごした時代でありました。聞く音楽は... 劇的にメロー、ポップな路線に突入しロック系のレコードは文化大革命が起こったのごとく売却されていったのがこの時代でした。読む雑誌はRokin'onからポパイへ... 

 

いわゆる思春期、見事に硬派から軟派にシフトしました。ちょっとクールに洗練された大人の男に憧れたものでした。現実は実に冴えない青春時代を送るわけですが... 

 

山本達彦の歌詞はストレートなラブソングやちょっと終わりかけている恋愛の時の悲しさ、寂しさを綴った内容であったり... 若い時分には有りもしない恋愛の妄想のネタとして... 実際、同性が聞くのが良いものだろうか?と思いながらも... かなり嵌ったものです。

 

正直、憧れたものです。バラードをピアノ弾き語りで歌う... 随分妄想しました。

 

山本達彦の曲の中でジャズっぽい曲も結構、多い方ですが、昔、ラジオ番組でセレクトした曲がビル・エヴァンスで"ちょーかっちょえー!なんだこの曲は..."と顎を外すほど感動しましたが何の曲だったのか全く分からず、今でも分かりません。

しかし、それがきっかけでJazzへの興味が高まった気がします。

 

彼の曲、単語として"雨"を含むもの結構あります。今回はあえて選ぶと1曲こちら...

雨に想いを

雨に想いを

  • 山本達彦
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

歌詞が6月の閑散期のリゾートホテルを舞台にしていると思われ、村上春樹の短編に出てきそうなシチュエーションを思わせます。普通の人生を送っている人にとっては意味不明の行動ですがやはりカッコ良い映像を妄想するには絶好の楽曲だと今でも思います。