さよならカール
こんにちはYamataiです。
最近の衝撃的なニュースといえば...
また一つ昭和の星が消えていきます...
昭和生まれにとってカールといえば子供時代、遠足のおやつのレギュラーでありました。いやそんな記憶が... いや好きだったけど... 実際は個人的には、カール... かさばってレギュラー入りを逃していました。
もっぱら友達から貰うカールはいつも口の中でモサモサとしていたのでありました。
やはり企業としてどのような経由であれ赤字の製品を切り捨てることは当然と言えます。しかし10年赤字であったのであれば今回の決定ちょっと後手に回った感も... 外野からいろいろ言うのは良くないのですが私の素朴な疑問として...
疑問1 なぜ四国工場なのか...
聞くところここ近年はポテト系スナックに押され赤字だったようで3年前から
ブランドの存続を検討していたようです。結論として四国工場のみで生産、流通の関係で東日本での販売中止が決まったようですが...売り上げ比率で西日本が東日本より多いといったばらつきがあるわけではないそうです。それではなぜ四国?ちょっと気になりますが企業秘密(コンフィデンシャル)ですかね...
疑問2 カールおじさんの処遇
カールおじさんなどのキャラクターは今後も使用されるようですが... カールが実質なくなるのにカールおじさんは残留とはいかがなものでしょうか?四国での生産が仮に終了したらカールおじさんは消滅するのでしょうか?またはこれを機にカールおじさんだけはキャラクターとして広告塔として他のお菓子のプロモーション用に使用されるのでしょうか?
疑問3 8月を前に消える?
すでに買い占めなども起こっており、すでに近所のスーパーでもこんな状態です。8月までは全国で生産されるので空いた棚にもカール待ちなのでしょうが今更、増産体制とはとなるのか?棚が埋まることはあるのか?
(幻滅には
疑問4カレー味の消滅
あとチーズ、薄味以外は終了... つまりカレーはなくなります。この決定にカレー好きの私には疑問が残りますが... 過去の売り上げに基づいているのか?生産上の都合でしょうか?
疑問5本当にやり尽くしたのか?
大人味や変形バージョンなど目先を変えた売り上げをテコ入れすべき施策も若干あったようですが本質的な革新、つまり低カロリー(若い女性向け)版、歯につかない"等のニューカール”など本質的な改良に取り組むなどの努力がなされていたのだろうか?おそらく大企業なのでそこらへんは織り込み済みで企画、試作等は試みてはいるのでしょう。しかし、 もう少し本質的なカールの進化、変革もトライし世に問うても良かった気がしますが...
おそらくは社内ではオリジナルカールを守ろうとする保守派と改革派が分かれていたりしたのでしょう... やはりかつては"屋台骨を支えたカールを粗末に扱うな"と叫ぶ社員の方もいたりして伝統企業ならではジレンマもあったのでしょうか?
結び 昭和がまた一つ消えていきます
昭和生まれとしてまた馴染みのアイテムが消えていくことに寂しさを感じますが(アマゾン等で入手可能であると思われる)。しかし、その寂しさを感じていながら一方で近年は競合他社のポテコを支持していました。なんといっても食べやすい。その他、ベビースターにも相当入れ込んでおりました(つまみとしてはベビースターです)。
しかし勝手ではありますが実に寂しいニュースです。10年にわたる不振...
その代表的な秀逸なCMの記憶が多くの昭和人間の脳裏に刻まれていながら、私のように実際は買い物かごに入れない消費者も多かったのでしょう...
ちょっと"遅きに失する"にならなければ良いですね...
さよならカール!