不朽の名作、いとしのレイラ(その2)
こんにちはYamataiです。
いとしのレイラのレビュー、その2です。
中学生の頃、レコードで買って愛聴していたのですが...
デジタル化の波でレコード処分した際に手元に残さず消えて行きました。
買った人には返してもらいたいですが...
手元に残したクラプトンアルバムと言えば
461 Ocean Boulevard
Slow Hand
No Reason To Cry
Another Ticket
となんとも渋いセレクションです。
今更ながらレコードを売ってしまったのが悔やまれます。
2008年に限定で販売されていたようですが、それも入手困難なようです。
そういえばハイレゾの音源をダウンロードしたりもしましたがどこかに行ってしまいました。
まあ諦めましょう...
一点、デュアン・オールマンの名前ですが正確にはデュエインと記載されている場合もあります。外人には"デュエイン・オールマン最高だぜ!"と正確に発音しましょう!
それではレビューの続きです。
今回は1枚目のB面です。
5. I Am Yours
アルバム内で数少ないアコースティクな曲です。作品のクレジットにクラプトンともう一人Nizamiの名前が記載されています。その人物とはレイラの原点となる古典『ライラとマジュヌーン』の作者であると言われています。バックのパカラパカラと聞こえるパーカッションが良い雰囲気です。
6. Anyday
クラプトンとウィットロックの共作。名曲が満載のアルバムの中では若干、埋没気味ですが、実にストレートなラブソング。ボイドに焦がれる気持ちが切々と伝わります。ウィットロックのボーカルもここではワイルドで良い感じです。この曲でのデュアンのソロも抑揚が効いており、やはりその力量を感じざるを得ません。
7. Key to the Highway
シカゴブルーズの礎を築いたビック・ビル・ブルーンジーの名曲。多くのアーティストにカバーされています。アルバムでのこの曲の邦題が"ハイウェイへの関門"とあり物議を醸し出しているようです。曲の冒頭がフェードインで始まるのは録音をしていない時のジャムセッションがあまりに良いので急遽テープを回したという逸話が残っています。デュアンのソロも冴え渡っています。しかし、この曲10分近い長さで昔はスキップしたものですが、この歳になると結構、癒されるものです。
総括するとレコード時代、この盤面にあまり針を落とさなかった記憶が鮮明にあります。それが長い年月が経過した今、再評価しています。歳をとると嫌いなものがなくなるのと同じことなのでしょうか???
さてさて次は2枚目に入ります。