番外編: 2017年、今年購入したCD(後編)
こんにちはYamataiです。
今回は番外編として今年購入したCDを振り返るの後編です。
前半を振り返ると購入したCDはどうも買ってから聞かないで放置か、もしくは数回ぐらいしか聞かない... そんな傾向があります。レコードのように表裏を変えたり手間がかかなくCDプレイヤーに置いてそのまま聴き始め最後まで聞かない... そんなことも多く反省をしております。
さて後半、再び話をCDに戻しますが...
パターンA: Apple Musicにない音源だった
パターンB: Amazonに勧められて
パターンC: 中古のCDで安かった
パターンD: 買わなければならなかった
この4つのパターン合わせて紹介いたします。後半はパターンBの残りからスタート。
パターンB
1. You Must Believe In Spring/Bill Evans
買った理由が詳しくは思い出せません。多分アマゾンのレビューを読んだ?何れにしてもBill Evansに関してはレコードは相当高値なのでJim Hallとの共演Undercurrentを無理くり掟破りで購入したのが唯一です。Bill Evansを聞いてから本格的にJazzが好きになったりしたのですがここのところご無沙汰であります。このアルバムに関してはとにかく美しい楽曲に埋め尽くされています。しかしちょっと彼特有の鬱な感じが怖い気もします。鬱な時に聞いちゃうとどっぷりはまれそうですが。CD版にはレコードのは収録されなかった3曲が追加されています。Freddie FreeloaderはマイルズのKind of Blueにも収録されていますが、そちらはWyntom Kellyです。こういうところもちょっと恨めしい怨念的な気迫を感じて怖い気がするのは考えすぎでしょうか... ちなみにこのアルバムは彼の没後に発表されたものであります。
2. Moon Beams/The Bill Evans Trio
Bill Evans初の珠玉のバラード集です。彼のトリオメンバーのScott LaFaroの事故死を乗り越えての新しいトリオでの作品。どうしても新しいChuck Isralesがどう絡むのか気になるところですがScottとは違ったアプローチである... どこかUnderCurrentのJim Hallを思わせる傷心が癒しきれていないBill Evansを支えているニュアンスを感じたりします。パターンC
Alone Together/Jim Hall - Ron Carter Duo
これはディスクユニオン中野店でワンコインで購入。最近レコードでも入手していますが買って損のない名盤です。Autumn Leavesはお馴染みのスタンダードですが音数が少なく多く語る、特にテーマでも演奏はJim Hallの何気無い凄みを感じたりします。今の所、レコードで聴くよりもCDで聴きことがなぜか多いアルバムです。ライブ盤なので一気に聞けるのはCDの良さかもしれません。
パターンD
The Art of Rolling/Kazushiro Nakane
日本の若手ジャズギタリスト、中根一城の最新作。私のギターの先生でもあります。1年以上習っていますが初心者の私にも優しく根気よく教えてくれます。先生のギターは1966年製のGibosonのもので私と似たような年のギターを気持ちよく鳴らしてくれます。Jazzの枠に留まらずコンテンポラリーの要素も含むアルバム。おすすめです。
さてさてやはりBIll Evansに関しては中途半端に聞いているのがよく分かりました。熱狂的なファンでは考えられない中途半端な姿勢ですがどうしても突き詰めて聴きたい感じがあまり湧きません。おそらくは人生を顧みる30年後くらいに1枚1枚に針を落として慈しむように静かに聞きたい... レコードでは叶わないかもしれませんができれはアナログレコードをコレクションしておきたい気もします。
最後の今年最後の物欲...
あーどーしよう1年がんばった自分に買っちゃおうかなぁーの1枚(CD編)
これ3枚組でした...