そういえば選択科目は音楽でした...

最も長く続いている趣味である音楽鑑賞について幅広く語ります...

レコードをめぐる冒険 (COMMITMENT/JIM HALL)

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こんにちはYamataiです。

最近のお気に入りの古いレコードをご紹介します。

2週間くらい前にディスクユニオンで盤質Bでありましたがどうしても欲しかったアルバムなので購入しました(650円であります)。邦題は"哀愁のマタドール(アルビノーニのアダージョ)とSide A(日本語のライナーノーツでは第1面とあります)の3曲目の曲をタイトルにしています。なぜでしょうか?この当時(1978年)はとにかく何でもかんでも訳すことを良しとしたのでしょうか?

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そういえばJeff Beckの名曲(原曲はStevie Wonder)も”悲しみの恋人達”と原題がCause We've Ended As Loversなので直訳すると"私たちは恋人として終わった"なのでこの邦題は名訳といえば名訳ですかね... なんか尾崎紀世彦の”また逢う日まで”みたいな世界ですかね... 

 

話は大きく逸れましたがこのCommitment(やはり原題が正しいと思えるのでこう呼びます)ですがJim Hallが当時、親しくしている音楽性が通じるメンバーを集め製作された意欲的に作品と言われています。

 

この前年の発表されたConcierto(アランフェス協奏曲)は大ヒットし彼の代表作ですがこのCommitmentもその余韻を残したような感じの、むしろ少し肩の力の抜けた個人的には好印象に思えたりします。Conciertoのポール・デスモンドとチェット・ベーカーのソロとかやはり凄いなぁと思いますが... どちらのアルバムか選べと言われると激しく抵抗すると思います。

 

さてCommitment、参加ミュージシャンがArt Farmer 、Tommy Franagan、Ron Carter、Allan Ganley、また奥さんであるJane HallもWhen I Fall in Loveでヴォーカルで参加しています。Art Farmer のフリューゲルホーンも全編、非常に心地よく..... なんだかこのアルバムBGMとして心地よく、70年代以降のイージーリスニング化したJazzの流れの中でも受け入れやすいタイプのスタイルなのかもしれません(決してラウンジ向けの音楽だという意味ではなくて、誰からも分かりやすい)。

 

Jazzの音楽としてのピークは50年代のハード・バップと考える人が多いと思いますが... 70年代のJazzが洗練化していった流れの中で代表と言える1枚だと思います。このアルバムも何回聞いても飽きない... ひょとしたら無人島に1枚だけレコードを持っていくとしたら?その時は候補の1枚になると思います。

 

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yamatai.hatenablog.jp