そういえば選択科目は音楽でした...

最も長く続いている趣味である音楽鑑賞について幅広く語ります...

レコードコレクションを語る(その5:Cream)

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こんにちはYamataiです。

人間、地道に頑張れば良いことがあります。

小確幸とも言える、これは事件です。

d.hatena.ne.jp

週末、近所のレコード屋さんでCreamのライブ盤、"LIVE CREAM VOLUME II"を見つけました。ジャッケットはかなり崩壊していますが盤質は良好でありました。値段はなんと... 100円であります!

 

結構、こういうことで運を使い切るタイプなのかもしれませんが... 気にはしていません。宝くじなんて下手に当たって人生を踏みはずより着実に生きていくことが身の丈だと思っております。

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(カバーフォトはジム・マーシャル(Jim Marshall)。昨年、銀座のライカギャラリーで写真展が行われていました。この時代のロックの世界を数多く写真に収めた人です)

 

さてさてこのライブ盤。やはり凄いのはわかります。特にB面最後の曲"Hideway"は11分に及び延々と弾きまくるクラプトン、それ以上にジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーの狂気を感じさせる演奏... こんなことを50年前に演っていたとは驚くばかりであります。基本的にジャズと同じテーマから始まりソロと移行するのですが... いつどう終わるのか?全く分かりません。

 

クリームですが実はライブ盤は初めて買いました。持っていたレコード、Wheel of Fireの2枚目がライブだったり、"Goodbye Cream"の中の何曲がライブ会場での曲だった記憶もありますが純然たるライブ盤は初めてです。それが中古で100円で買うのですから人生分からないものです。

 

このライブの頃はバンドの雰囲気は最悪だったようです。クリームのドキュメントフィルムで観ましたが、"ジャックとジンジャーは、それはもう子供の喧嘩状態だった”といったクラプトンが呆れたようなコメントとかありました。しかし本番になるとこんな演奏ができるとはプロとはこういうものでしょう。

 

しかしながら、このアルバム、長い"Hideway"を除いては割と短く抑えておりクリームの代表的な曲、White Room、Sun Shine of Your Love、Politicianとナイスな選曲であります。

 

クリームの活動期間が実質2年半だったのですが、もし、例えばビートルズのように名曲を量産できていればもうちょっと違う展開もあったのかもしれませんが... 楽曲作成をする力が当時のクラプトンにはまだ厳しかったのかもしれません。いやクリームはやはりジャック・ブルースがリーダーであり、根源的な問題がありましあ。それはリーダーが大嫌いなジンジャー・ベーカーがドラムを担当しベースとドラムのリズムセクションが完全に常時喧嘩状態のバンドなのですから続くわけがありません。バンドはまさに火の車(Wheel of Fire)状態であったのです...

 

2年半とはおそらくは仲の悪い人(特にジャック・ブルースとジンジャー・ベーカーの仲の悪さは有名)たちが妥協してなんとかやっていけるギリギリの期間なのかもしれません(嫌な会社も3年くらいは勤められるのようなものでしょうか?)。またクリームのライブの売りである、所謂インプロビゼーション(即興演奏)ですが冗長と言わざるをえず最後には本人たちだけでなくファンからも飽きられてきていたのしれない... 

 

まさに60年後半の伝説と言えるユニットだとこの朽ち果てたジャケットの中古ライブ盤から垣間見ることができました。

 

このクリームの影響を受けたハードロックバンドが多く出てきますがトリオ編成のバンドは少ない?いるのかもわかりません。やはりかなり特異の編成の極めて短期間であったからこそ実現したユニットだったのだと... このライブ盤で感じました。

 

よろしければ過去記事もどうぞ!このライブから程なくクラプトン先生はこのSOLOを出しています。

yamatai.hatenablog.jp