Clapton is God...
こんにちはYamataiです。
何度も申し上げますがエリック・クラプトンは好きであります。
これはもう中学生時代からの30年以上のファンです。
なぜそんなに好きなのか?思いつくところあげると...
ギターのフレーズが渋い
やはり名曲のフレーズすぐ頭にこびりついている... レイラ、サンシャイン・オブ・ユアラブ、コカイン、ワンダフル・トゥナイト、ティアーズ・イン・ヘブン... 印象的なギターのフレーズが目白押しであります。ジミ・ヘンドリックスや多くのギタリストがクラプトンよりもテクニカルな意味で優れているかもしれませんが... またフレーズはオリジナルでなく他者からインスパイアされたものもあるかもしれませんが... それでもクラプトンが奏でるフレーズはかっこよい&渋いと思えるのですが... 全く個人的な感想ですが...
ヴォーカルが渋い
やはりクラプトンの音楽的始祖はブルースです(ブルースでなくブルーズと発音すべきだそうですが)。そこでやはり表現者として歌えることは重要です。クラプトンの楽曲の魅力は何を隠そうヴォーカルでありクラプトンを評価しない人の多くはヴォーカリストとしても彼に魅力を感じない人だったりします。そのヴォーカルの魅力はやはりどちらかというと朴訥とした(特に初期の頃)、決してヴォーカル専門の人のような押し出しの強さでなく彼なりの声質を生かしたスタイルだと思いますが...
70−80年代のアルバムの中で何と言っても好きな曲が多い
レット・イット・グロー、アイ・ショット・ザ・シェルフ、ネクスト・タイム・ユー・シー・ハー、ピーチェズ・アンド・ディーゼル、アイ・キャント・スタンド・イット、プロミセス... 数え切れないくらいの名曲ですが... クラプトンの場合、他のアーティストのカバー曲も多いのですがそれをクラプトン流に解釈している... その曲がアルバム内にある必然性を感じてしまう... ある種巧みなクラプトンならではのアレンジがあるような気がしますが... そこはやはりギタリストだからでしょうか?クラプトンのフレーズが入るだけでその曲が特別に思えてしまいます(まこと勝手な解釈です)。
結論としては、やはり長年聴き続けているので愛着みたいものをかなりあるのかもしれません。中学時代の友人は私と似たようにビートルズを起点にレッド・チェッペリン、ディープ・パープル... ヘビメタ、パンクくらいまで行き着いた人もあれば... いろいろですがクラプトンにハマったのは私くらいだった気がしています。
やはり当時のレイドバックしたスタイルを好まない人が多かったです(アルバム"バックレス”をカントリーみたいとほざいた奴もいましたが... 今思えば確かに...)。クラプトン、クリーム時代まで好き... こう言う人も結構いますが... まぁ、確かに音楽的にはかなりクリーム以降、随分、変わったので分からなくもないですが...
私はどちらかというとデレク&ドミノス以降が好きでそれ以降のレイドバックしたスタイルも嫌いではありません(むしろ好きです)。特に "アナザー・チケット"、80年のアルバムも大好きだったりします。
最近では"オールド・ソック"も好きであります。もう批評しようもないくらいファンとしては癒されるアルバム。もうあまり重箱の隅をつつくな!と手厳しいコメントに反応してしまうくらいの身びいきですがCDは買っていない不届き者です。
特にアルバムの中の"All Of Me"が好きです。こちらスタンダード曲。マッカートニーとの共演であります。ここら辺の楽曲の選定、アレンジがやはり上手いなぁと思います。クラプトン、やはり長く活躍している理由としては毎回少しずつ新鮮な何かを織り交ぜてくるところかもしれません。
クラプトン論、研究しがいがありそうですが(また別の機会で)。
今月のロイヤル・アルバートの公演では元気な姿を見せたようです。ライブは今年が本当に最後になりそうな気がして少し心配ですが...