金曜日に聴くJazz Standard (Spring Will Be A Little Late This Year)
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こんにちはYamatiです。
金曜日のJazz Standard曲の紹介です。
Spring WIll Be A Little Late This Year です。
1956年にフランク・ラーサーによる楽曲です。
ヘレン・メリル
少し寂しい恋愛を綴った曲です。やはり多くの女性ヴォーカリストのカバーが存在します。まずはヘレン・メリルのカバー。原曲のニュアンスに一番近いのがこちらではないかと... 個人的に思ったりします。なんと今週、Blue Note Tokyoでフェアウェルコンサートが行われるとのことです。フェァウェル... お別れとは寂しいです... Last と言ってまだまだ何回も来ていただきたいです。
レッド・ガーランド
その演奏スタイルがシンプルで分かりやすいスタイルと言われたピアニスト、レッド・ガーランドのカバー。確かにセロニアン・モンクあたりの個性派とは一線を画し、分かりやすい音で私は好きであります。ボクサーであったとう異色の経歴の持ち主でもあります。
ウィントン・マルサリス
大変、優秀な方であります。18歳でジャズ・メッセンジャーズの一員としてデビュー。1983年にクラシックとジャズの両方でグラミー賞を受賞。有り余り才能を持ちながら一方では退屈である、心に響かないなど... 手厳しい評価もあったりするようです。村上春樹に至ってはエッセイ「誰がジャズを殺したか」でかなり厳しく批判しております。ここら辺の話はまた別の機会で...
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ラリー・コリエル
今年の2月に亡くなったフージョンの"ゴッド・ファーザー"と呼ばれたラリー・コリエルのカバー。彼の試みたジャズとロックの融合がフージョンとなったのは有名な話のようです。
カーリーサイモン
原曲の歌詞、実に寂しく物憂げでありながら、少し気丈に振る舞う的なニュアンスが古内東子のラブソングを思い出しますが、こちらカーリー・サイモンによるSpeing Will Be a Litlle Late This Year。2005年のスタンダードナンバーを集めた"ムーーライトセレナーゼ”というアルバムが久しぶり注目されましたが現在、71歳、まだまだ元気でいて欲しいです。
Jimmy Webb & Carly Simon "Spring Will Be A Little Late This Year"
そろそろ夏らしい曲も聴きたくなってくる今日この頃です。全然関係ありませんが山下達郎ってApple Musicでは聞けないのですが、やはりCDを買わないといけないのでしょうか?