久しぶりの靴の話(Church)
こんにちはYamataiです。
久しぶりの靴の話です。
実は英国の老舗メーカー、Churchの靴を2足も所有しております。
最近ではあまり履いていないのですが久しぶり干乾しがてらクリーニングしました。
ウェスリー(Wesley)
こちらローファーですがこのフォルムが好きで長年欲しくてたまらないモデルです。
特に茶色、経年変化を楽しみながら一度を欲しかった靴です。10年くらい前に新宿の伊勢丹で買いました。革底なので雨の日に履けないので中々神経をつかいます(今ではビブラムソールを貼ってもらっています)。皮肉なことにこの靴を履くと必ず雨が降るというジンクスに見舞われた時期もあり一線を遠のくことが多くなりました。
コンサル(Consul)
こちらはコンサルというモデルです(コンサルタントとは関係ないようです)。ウェスリーと同じくらいの時期に買いました。プレーンなストレートチップのデザインは冠婚葬祭からビジネス用にと幅広く使用できます。ソールはラバーに替えて少しの雨ならば気にせず使用できるようになりました。しかし近年のカジュアルな服装が多くなり出番は限られます。しかし、だからと言ってないと困る靴と言えます。
他にチャーチのラインナップの中にある代表的なモデル、例えば...
Diplomat(ディプロマット)、Chetwynd(チェットウインド)、Burwood(バーウッド)、Shannon(シャノン)、Grafton(グラフトン)、Becket(ベケット)と数多くどれも欲しくなりますが、おそらくもう買うことはないかと思っています。
大きな理由としてこの手の革靴を履く機会が圧倒的に少ないことです。どちらかというとパラブーツ、ビルケンシュトックの靴の方が、いやむしろスニーカーを履く機会が殆どです。万が一、事情できて堅い職業についたら、状況は変わるかもしれませんが...
かなりの高い確度で起こらない自信があります。
ラスト(木型)は 130とありますがオーダーではないので私の足には完全にフィットしていませんが履き心地は悪くないと思います(おそらくその方が靴のフォルムとしては確実に美しいはずです)。
結論
敢えて結論も何もありませんが...
チャーチの靴を買って良かったかと聞かれればもちろんYESです。
コンサルはおそらく一生涯、必要なオケージョンにおいて履くことになると思います。ウェスリーは鑑賞するだけでも価値があります。ウェスリーを履くために着る服を頭にめぐらせるのもそれはそれで楽しかったりもします。
J.M. ウェストン、エドワードグリーン、オールデンと他にも多くのブランドの魅力的な靴がありますが残念ながら生涯、大切に履ける靴の数は限られています。万が一、大金持ちになったらかつてのイメルダ夫人のクローゼットのように靴のコレクションを持つかもしれませんがこれも100%ないと確信しています。