レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

SKATING IN CENTRAL PARK

こんにちはYamataiです。

 

Skating in central parkという曲があるのですが...

冬らしいこの時期に合う曲、なんとも美しい楽曲です。

 

これはビル・エヴァンスジム・ホールのUndercurrent というアルバムに収められています。ビル・エヴァンス、ジャズピアニストとして知らない人はいないでしょう。ギターのジム・ホールは実は私のギター・ヒーローです。初代がクラプトン、2代目ですかね...

 

さて、このアルバムについてですが所々、多く語られているので、今更、説明が必要ないくらいですが。Unversal Music Japan のJazz100選にも入っています。

SKATING IN CENTRA PARK一押しですが一曲目の想像を裏切るアップテンポのMy Funny Valentineから始まる全曲、すごく良いです。ギターとピアノと被りがちな楽器の共演ですがこの二人では全く破綻なく、まるで会話しているかのようです。

www.universal-music.co.jp

 

究極のともインタープレイとも評され... 1962年リリース。

私が生まれる前です... 

d.hatena.ne.jp

また最も美しいジャズのレコード・ジャケットと言われる(撮影はプロフェッショナルフォトグラファーのToni Frissell - Wikipedia)。

 

ビル・エヴァンス、白人ピアニストの最高峰とも言われ1958年マイルス・デイヴィスのグループに抜擢され(Kind of Blueでのエヴァンスのプレイは多くの才能あふれるプレーヤーの中でも埋没していません)、その後、自身初のトリオを結成、Portrait in Jazz、Walts for Debby等の名作を残すもベースのスコット・ラファロの交通事故により、そのトリオは1年半の短い活動期間となる。その後も新メンバーを加えトリオを組むが、どうもしっくりこない時期が続きます。

 

その方向性を模索していた時期に企画されたのがこのアルバム、Undercurrentでした。ギターとピアノと近い役割の楽器でのインタープレイは緻密であり... それでいながら緊迫感よりは安らぎすら感じます。

 

本題のSKATING IN CENTRAL PARKですが原曲はジャズピアニストでありMJQに在籍したジョン・ルイスによるものです。Under Current とは全く異なるニュアンスですがこちらがオリジナルなのです(こちらがオリジナルです)。 


SKATING IN CENTRAL PARK - MODERN JAZZ QUARTET (audio only)

 

ちなみにジョン・ルイスジム・ホールはアルバムではたった一曲だけですが1957年に共演してます。

個人的にはスケートはしませんが屋外のスケートリンク、行ってみたくなりました。

一度行きましたが... もうちょい広いといいんですけどね...

www.tokyoheadline.com