現行Canon 6Dは今更、買うべきカメラ!
こんにちはYamataiです。
早くも2月ですね...
あと4週間で2月も...
さて本日は趣味のカメラ話ですかね。
Sonyのα7IIとLeica M-Dですが今日のお話はCanon 6Dです。2013年に1年程使用していました。それまではP社一筋でした。
その理由は...
- フルサイズの魅力を体感したかった
35ミリフルサイズはAPS-Cサイズのセンサー比較で2.3倍、ボケ量の違いを体感したかった。特に子供達の写真をカッコよく撮りたかった。
- 2大メーカーのカメラを試したかった
それまではPentax一筋で単焦点の77ミリを愛用。このレンズをフルサイズで楽しみたかったのですがフルサイズのデジタル一眼が一向に出る気配も当時はなかった
- 焦点距離通りに使用してみたかった
ペンタックスのリミテッドレンズ77ミリだけでなくツァイス系の単焦点レンズなどもフルサイズで試してみたくなっていた。特にプラナーの85ミリは85ミリでずっと使ってみたいと思っていました。
- 下取りで手持ちのレンズ減らしたかった
ペンタックスのレンズが多数ありながらも使うレンズはだいたい決まっていた。ある意味断捨離...
- フットワークを良くしたかった
APS-Cのペンタックスも大口径のズームレンズ、望遠系だと結構かさばり、写りの良いコンパクトな単焦点レンズ+フルサイズで手軽に日常的に使用できるようにしたかった
以上の狙い通りCanon 6Dは大活躍でした。
1年後、5D MarkIIIの下取りで手元を離れましたが(今思えばこれが迷走の始まりだったのかもしれません)...
現在、6Dはモデル末期、おそらくは近々、6D MarkII、あるいはミラーレスに姿を変えるかもしれません... しかしあえて6DをMarkIIを待たずして買うべき理由があるような気がしてなりません。
その理由は...
- 6D MarkIIは値段が上がるのではないか?
昨年の5D MarkIVでは結構な値上げが図られました(性能も当然上がっています)が噂では6Dも値上げすると思われます。
- よーく考えよう! 性能アップがどこまで必要か?
画素数アップ、おそらくは2400万画素、SDダブルスロット、ファンダー視野率100%等、本当に必要としている人でなければ良いのですが... その分の価格が上がるのは個人的には疑問です...
- 新しいキット、24−105ミリが23万5000円とバーゲン価格です。
おそらく数量は在庫限りではないでしょうか?このキットレンズ、同焦点距離のLレンズと比較しても45g軽量であり性能も侮れません。
- 未だに色褪せない高感度性能、シンプルな操作性、静音シャッター
6Dですが発売等当初は同クラスのNikon D600に性能面で完全に凌駕されており評価としては低かったのですが... 個人的に完全に琴線に触れませんでした。個人的にファインダー視野率の低さ、AF測距点の少なさ、堅牢さがNikonに関して劣っている等々の評価は気になりませんでした。
使用して驚いたのは高感度性能です。同時に購入したIS(手ぶれ補正)35ミリF2と使用すると夜中でもブレずにクリーンな画像を取り込め、夜のバーで意味もなく写真を撮ったりしました。この性能は今、使用中のSony α7IIと拮抗しています。
また操作性は5Dなどの上位モデルと比べてシンプルですが必要十分と言えます。初心者に使用しやすく、また通の人であれば逆に好むべき点でもあるかと思われます。
個人的に特に静音シャッターのペシャとした音質が奥ゆかしく感じられ好きだったりもしました。シャッター音は本当に個人的に好みがあるので難しい部分ですがニコンのシャッター音を基準とする人からすると6Dはあまり良くないと評価されている部分でもあります。
唯一のネガティブな部分ですが...
- GPS、WIFIを使用するとバッテリーが急速に減ります(使用しなければ相当張っていーの持ちは良い)多用するのであれば予備バッテリーが必要。
- GPSがサードパーティーレンズでは使用できない。
- AF追従が上位モデルより劣る
いずれも重箱の隅的な部分で決定的な欠点ではないと思われます。
何れにしても6Dの次期モデル、コンパクトで手軽にフルサイズの一眼レフを楽しめる路線を継承されるのか興味深いです。よくあるパターンですがメーカーが様々なユーザーの声を聞きすぎてコンセプトが曖昧になる、結果機能盛りだくさんカメラとかになったりします。
正常進化も大歓迎ですが、現行モデル、やはり手元に置いておきたい気がしてならない今日この頃です。
拙作ながら高感度の写真です。
ISO4000、1/40秒、f2.8
ISO2500、1/30秒、f5.6