レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

寒い日はぬっくり家でデューク・ジョーダンを聞こう!

こんにちはYamataiです。

 

今日は最近のお気に入りのアルバムご紹介します。

デューク・ジョーダンのFlight to Denmarkです。

 デンマークですが10年前、仕事の関係でこの時期に何度か行ったことがあります。

コペンハーゲンに一週間ほど滞在しました。

個人的な東京に比べて圧倒的に寒いとは思いませんでしたが、このジャッケット写真ではかなり寒そうです。

 

デンマーク、実は平野部が大半を占めるため積雪になるほどのケースは稀のようです。

スキー場はなく近隣のスイスにスキーバケーションを過ごす人が多いそうです。チボリや郊外の公園に行きましたが寂寥感が結構すごかった記憶があります。

 

デューク・ジョーダンですが50年代のハード・バップ全盛時にトッププレーヤーとしてチャーリー・パーカー、マイルス・デイビス、マックス・ローチともにトップシーンが活躍、名曲Jo-Juを残すも60年台半ばに第1線から消えてしまいました。

 

その後、70年台にヨーロッパのハード・バップのリバイバルに乗り復活、北欧のJazzの名門レーベル、Steeple Chaseから本アルバムをリリース見事な復活を遂げました。

 

オスカー・ピーターソン、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、いわゆる個性的なピアニストとは異なり穏やかで落ち着くサウンドが持ち味だと言われています。

確かにこのアルバム良い意味で緊張感の抜けたリラックスした雰囲気でありながら少し寂しげなニュアンスを感じる冬のどんよりした昼間に合うと思いますが... いかがでしょうか?Jazzに馴染みがない方にもオススメです。

 

ちなみにシリーズのようなFlight to 〜ですが.....

Flight to Japan

Flight to Jordan

Flight to Norway

とあります。

 

11年前コペンハーゲンに行った時の写真が出てきました。曇天が続くこの時期の北欧はかなり寂しく感じます。

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