JAZZを聞いて大人になろう(最初に聞くべき3枚)
こんにちはYamataiです。
今日は音楽話です。
音楽鑑賞は中学生から始めた最も長い趣味です。
その系譜はビートルズからブリティシュロック全般、クラプトン、ブルース、J-POP、AOR、クラシックと幅広いです。
この音楽鑑賞もここ10年くらいはJazzが中心です。
ようやくその醍醐味が判る年齢になったのだと思っております。
みなさんJazzというと...
- いまひとつとっつきにくい...
- わかりにくい...
- 古臭い...
そんな聞かず嫌いの方にオススメしたいアルバムやアプローチ方法など紹介します。
最初は聴きやすく(決して初心者向けという意味でなく)また名盤といわれるアルバムを聞くと良いと思います。
例えば...
(1) オスカー・ピーターソン/WE GET REQUESTS
酒とバラの日々、イパネマの娘あたりの一度は耳にしたジャズスタンダード曲、全体を通してさらっと聞いて、聞き込んでも良しの万能アルバムです。何といってもオスカー・ピーターソンの卓越したテクニックが楽しめます。
(2) ジョン・コルトレーン/Ballads
カッコ良い。彼女とドライブの時というよりも部屋に呼んだ時、これをかけるべきではないかと思い購入。本当に落ち着いたバラード集です。結構、吹きまくるコルトレーンも好きですが入りとしてはこちらのアルバムオススメです。
(3) ビル・エヴァンス/Waltz for Debby
こちらも名盤中の名盤。ジャッケットがいけてます。ビル・エヴァンスは後のJazzに多大な影響を与えた名ピアニストです。美しいハーモニーをジャズ的な解釈で...
難しい評論はやめておきましょう...
とにかく昔のJazz喫茶で育ったJazzファンのほとんどの人が聞き込んだアルバムだそうです。
この3枚で最初はボーカルもなくて
"何だかなぁー"
と思ってもまずは聞き込むと良いと思います。
BGM的に聞いちゃっても良いかもしれません。
その後...
またビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーンを足がかりにマイルス・デイビス、キース・ジャレット、チック・コリア、ハービー・ハンコック... と人脈を広げ...
しかし...
どうしてもボーカルがないと寂く感じる方...
となればサラ・ヴォーン、ヘレン・メレル、エラ・フィッツジェラルド、ひょとしたらダイアン・クレール、ホリー・コールあたりでも良いのではと思います。何といってもヴォーカル曲は聴きやすいです。
私も最近では幅を広げて色々、聞いていますがJazzの世界、広大です。
しかし、スタンダード曲を様々なアーティストが独自の解釈で演奏し、それぞれの魅力もたまりません。これもJazzの楽しみの醍醐味ではないかと思います。
好きなアルバム聴いていくうちに今後、どんなアーティスト、アルバムを聴いたら良いかわからない。指南書が欲しいと思ったら次のステップです。Jazzに関する書籍は数多いですがその中でもオススメは...
名ベースプレーヤー、鈴木良雄さんがJazzの名盤、55枚を薦めてくれます。さすがプレーヤー目線、解説を読むと目から鱗、辛辣な批評もありの勉強にもなる本です。要はこの55枚をストリームで聞いて本を丸暗記すれば彼女にうつむき加減で...
"いやー、Jazzって"
とさりげなく言えてしまいます(効果に関しては個人差がありますのでご注意ください)
あと...
もう少しテクニカルでなくアーティストの人物目線で語っているのがこちらです。
ご存知、村上先生のJazz評論本です。和田誠さんのイラストがものすごく好きです。
村上作品に結構クラシック、Jazzの曲が出てきます。
昔、エラ・フィッツジェラルドのEmbraceble Youが小説の重要な場面で出てくるのですが、それで聞いてみたくなりCDを買ったりしたこともありました。
(訂正:国境の南、太陽の西という小説、Nat King ColeのEmraceble Youのようです。
なぜエラ・フィッツジェラルドのEmraceble YouのはいっているCDを購入したか?記憶を辿っていますが...)
いかがですかJazz、すでにお好きな方、主観的な内容、ご容赦ください。
Jazz、迷ってる方、是非いかがですか?
Jazzを聞きながら今宵、美味しいワインいかがですか?
日本ワイン、大正6年創業のSadoya、モンシェルヴァン(毎年10万本売れてるそうです)オススメです。