レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

腕時計の話(その1)

SmartWatch、Apple Watchに代表される情報端末の最進化型とも目されていたが此処にきて売り上げが伸びていないようです。Tech Crunchの記事を読んで改めて腕時計に関して思いを巡らせました。
jp.techcrunch.com

レックスのミルガウスをここ5年くらい愛用している。エクスプローラーのI型を買うつもりだったがミルガウスの大ぶりなサイズが気に入った。基本的に時計は睡眠中以外着けているので結構、酷使している。ようやく去年、オーバホールに出して全体の細かな擦り傷が見事に消えていて驚いたが、部品交換も若干あり、お値段もやはりそれなりに高価であったが新品同様、ピカピカになって帰ってきた。

ミルガウス以前は香港で買ったチュードルのデイジャストタイプのモデル(文字盤はブラック)を10年くらい使用していた。これは当時の仕事の関係で中国出張の帰りに香港で一泊して何となく入った店で衝動買いしたものだった。あまりに忙しい出張の最後の夜、12月の気忙しい香港の通りにあるホテル近くにROLEXの看板を掲げる古びた店であった。

気になったチュードルのデイジャストタイプのモデルを手に巻いてみたところ品の良い初老の店主に”よく似合う”と言われ何か舞い上がって買うことになってしまった。実際、その当時の給料でロレックスを買う勇気もなく、まさに丁度良い品であった。店主にも別れ際、次はロレックスを買いに来いと言われたのを覚えている。

このミルガウスはそれ以来の購入する時計ということである。自分には不相応と思えたが結婚10年の記念で新宿の伊勢丹で購入した。
私自身は時計コレクターになるつもりは毛頭なく、知人の中にはいくつもロレックス、それ以外のブランド品の高級腕時計を所有する人もいるが時計にそこまで出費したいと思ったことはない。確かに時計には拘りがあり、何でも良い、動けば良いとは思わないがやはり気に入ったものを常に身に付けていたいものである。

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