レコードをめぐる冒険

ジャズを中心とした中古レコード購入記録

中古レコード爆買い(その2)

 

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こんにちはYamataiです。

今週は久しぶり平日にレコード屋さんに行けたので調子に乗って5枚も買いました。

週末のディスクユニオンでは中々、混雑、強者(指でパタパタ閲覧するスピードが凄く速いです)も多いのでどうしても落ち着いて見れません。やはりゆとりのある大人は平日にレコード屋さんで時間を気にせず物色したいものです。

 

とは言いながらもここ最近、不漁続きで... そろそろ潮時かと... 

(ちなみに私はランクA縛りの1,000円以下というのは明らかにせこい基準を設定しています...)

 

あと今後はどうしても聴きたいアルバム、特にApple Musicにアクセスできない時はやはりCDがあれば安心といえば安心なのでCDとかも適宜買おうかと... などと考えていますが...

 

さて今回の収穫をご紹介します。

 

Signal Ⅰ/Duke Jordan 

代表作と謳われていますが... Side1がトリオ、Side2がクインテットの編成、Night in Tunisia、Summertime、Flight to Jordanとお馴染み曲。いやー癒されます。Duke Jordanをレコードで聞けることの幸せを感じざるを得ません。これ盤質の本当にAクラスにふさわしい良い状態でした。

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Two Loves/Duke Jordan Trio

My Old Frame、Two Loves、Emblaceble You、I'll Remeber April、Jorduとこれも好きな曲ばかりのアルバム。Apple Musicでよく聞いていたのでレコードで購入できて良かったです。こういうことがあるとこんなこと(良いこと)もあるのかと... 前向きな気持ちになれるものです。

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Best Coast Jazz with All Stars

Clifford Brownのレコードが欲しい買ったのですがなかなか良いものに巡り合わず... 

このアルバム、なんと長い曲2曲しか収録されていません。Clifford Brown 以外ではHerb Geller(alto sax)、MAx Roach (drums)、Joe Maini, JR., (Sax)、Walter Benton (tenar sax)、Kenny Drew (piano)、Curtis Counce(bass)が参加しています。2曲とも20分近い曲でいわゆるセッションを収録した盤です。ちょっと勉強には良いかもしれませんが想定したものと違いましたがハード・バップの魅力を感じ取れる盤とも言えます(何と言っても安かった)。

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If You Could See Me Now/Kenny Drew Trio

Kenny Drewを最近久しぶりに聞いたら縁が出てきたようであります。このアルバムもApple Musicでよく聞いていましたがレコードで買えるとはなんとラッキーなことか... 名曲スタンダードが満載の本作、同日同メンバーで録音されたDark Beautyというアルバムの方が知られているようですが... こちらはちょい渋の選曲、"If You Could See ME Now”という定番が大好きであります。特にこのアルバムではトリオ編成によるカバーは叙情的で堪りません。1日の終わりにちょっとバーで聴きたいものです。

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kenny drew TRIO paul chambers, philly joe jones

こちら私の愛聴盤、CDで持っていますがついにレコードで購入。盤質もバッチリでした。

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詳細は過去記事ご覧ください。

今月はちょっと衝動買いをしてしまったのでレコードはもう買えないかなぁー

 

それでは!

 

 

レコードをめぐる冒険 (COMMITMENT/JIM HALL)

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こんにちはYamataiです。

最近のお気に入りの古いレコードをご紹介します。

2週間くらい前にディスクユニオンで盤質Bでありましたがどうしても欲しかったアルバムなので購入しました(650円であります)。邦題は"哀愁のマタドール(アルビノーニのアダージョ)とSide A(日本語のライナーノーツでは第1面とあります)の3曲目の曲をタイトルにしています。なぜでしょうか?この当時(1978年)はとにかく何でもかんでも訳すことを良しとしたのでしょうか?

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そういえばJeff Beckの名曲(原曲はStevie Wonder)も”悲しみの恋人達”と原題がCause We've Ended As Loversなので直訳すると"私たちは恋人として終わった"なのでこの邦題は名訳といえば名訳ですかね... なんか尾崎紀世彦の”また逢う日まで”みたいな世界ですかね... 

 

話は大きく逸れましたがこのCommitment(やはり原題が正しいと思えるのでこう呼びます)ですがJim Hallが当時、親しくしている音楽性が通じるメンバーを集め製作された意欲的に作品と言われています。

 

この前年の発表されたConcierto(アランフェス協奏曲)は大ヒットし彼の代表作ですがこのCommitmentもその余韻を残したような感じの、むしろ少し肩の力の抜けた個人的には好印象に思えたりします。Conciertoのポール・デスモンドとチェット・ベーカーのソロとかやはり凄いなぁと思いますが... どちらのアルバムか選べと言われると激しく抵抗すると思います。

 

さてCommitment、参加ミュージシャンがArt Farmer 、Tommy Franagan、Ron Carter、Allan Ganley、また奥さんであるJane HallもWhen I Fall in Loveでヴォーカルで参加しています。Art Farmer のフリューゲルホーンも全編、非常に心地よく..... なんだかこのアルバムBGMとして心地よく、70年代以降のイージーリスニング化したJazzの流れの中でも受け入れやすいタイプのスタイルなのかもしれません(決してラウンジ向けの音楽だという意味ではなくて、誰からも分かりやすい)。

 

Jazzの音楽としてのピークは50年代のハード・バップと考える人が多いと思いますが... 70年代のJazzが洗練化していった流れの中で代表と言える1枚だと思います。このアルバムも何回聞いても飽きない... ひょとしたら無人島に1枚だけレコードを持っていくとしたら?その時は候補の1枚になると思います。

 

過去のJim Hallネタの記事もよろしければどうぞ!

yamatai.hatenablog.jp

CDをめぐる冒険... July03-2017(The KENNY DREW Trio)

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こんにちはYamataiです。

昨日は少し飲み過ぎてしまいました。

今週は酒量を控えようと今は思っていますが... 夕方あたりになると...

 

さて月曜日です。

今日はちょっと長い付き合いのとなっている愛聴盤CDをご紹介します。

 

Kenny DrewのThe Kenny Drew Trioです。このCD... 20bit K2プロセッシング... ビクターが開発したテクノロジーのようですが... 音質云々は正直気にして聴いたことはありませんがアナログ・マスター・テープを使用しているというCDです。近所の新星堂で買ったような記憶?かれこれ10年以上前に購入したと思いますが未だによく聴きます。この2人の子供のジャケットが印象的で何気なく買ったのですが... 

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このCDを買った頃はコルトレーン、エヴァンス、キース・ジャレットあたりのCDを漠然と聞いていたくらいでJazzというジャンルの音楽をそれほど熱心に聞いていたわけではなかったので当然、Kenny Drewって誰だ?と思いながらBGMとしてよく聞いていました。

 

Jazzに惹かれていったのはやはりエヴァンスあたりの数々の代表作の思索的な世界... キース・ジャレットのアヴァンギャルドでアーティスティクの作品あたりは本当にカッコ良いと思ったからでした。しかしその実、ちょっとハードルの高さを感じたりもします。ましてやBGMなんぞで聴くことが許されなような高尚な世界に感じていました。その感覚は今でも結構あったりしますが... 音楽にも気軽に楽しめるもの(BGMや車を運転している時)... vs 集中して聞くような種類と2種類ある気がします。この辺りの話はもう少し煮詰めていつの日か持論を説いてみたいと思います(大げさに出ましたが...)。

 

対してKenny Drew Trioのアルバム、聞けば聞くほど馴染んでくる質の良いデニムのようであります。大きな魅力としてPaul Chambers、Philly Joe Jonesと当時(1956年)のマイルズのリズムセクションを担っていた2人がバックを務めています(ライナーノーツに書いてありますが、私も深く同意)。

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このアルバムの中で好きな曲の1つがThelonious Monk曲である"Ruby My Dear"です。この曲に関してはライナーノーツにケニー自身の見解として"この美しいチューンはかなり引き込んでいるけれど決して飽きることはない。多くの人は見逃しているのがモンクの作品は本当に叙情的だということだ"。と記載(上の写真)されてます(適当な訳ですいませんが)... 

 

このアルバムCome Rain or Come Shine、When You Wish Upon a Star、 It's Ony A Paper Moonと珠玉のスタンダードナンバーを含む8曲すべてKenny Drewのブルージーで力量を感じるプレイを堪能できるアルバムであります。彼の他のアルバムも魅力溢れるものが多いのですが、端的にこのアルバムの魅力はトリオという形式であまり小難しくなく全編、非常にリラックスしている点にあるのではないかと思います。

 

Duke Jordan(彼もデンマークに渡っています)、Art Farmer、Paul Desmond、Jim Hallと燻銀的なプレーヤー好きの私としてはKenny Drewも外せないプレーヤーといえます。この名盤、The KENNY DREW Trioもレコードで持っておきたいと思っています。

The Kenny Drew Trio

The Kenny Drew Trio

  • ケニー・ドリュー
  • ジャズ
  • ¥1200

 

梅雨空にJoe Cockerを聴く...

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こんにちはYamtataiです。

 

本日も梅雨らしい天気ですが... 

ちょっと元気になるためにJoe Cockerを聞いています。

3年前に亡くなりましたが今でも彼の音楽から元気を頂いています。

 

Joe Cockerといえば映画、”愛と青春の旅たち”という映画の主題歌"Up Where We Belong"でJennfer Warnesとのデュエットしたヒット曲で知りました。当時、深夜番組のベスト・ヒットUSAで彼を見て... 不思議な歌い方する人だなぁー、思わず見いてしまったのを思い出します。ご存じでない方は是非、ウッドストックのライブ動画等で是非、往年の彼の迫力ある歌いっぷりを見ていただきたいものです。YouTubeや彼名義のアカウントがFaceBookにもあります。

 

当時彼の音源は日本国内に出回っておらず、残念ながら彼のレコードでは所有しておらず以前、中古のCDベスト盤を買ったのが初めてです。彼の"You Are So Beautiful"をラジオかTVで聞いて欲しかったのですが偶然、CDショップで見つけ即買いました。これも20年くらいの話ですが...

 

確か5年蔵前に彼のデビューアルバム、"With A Litthle Help From My Freiends"が再発売されCDで入手しました。

こちらです... 

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インパクトのあるジャッケットですが、驚くべきは参加ミュージシャンです。なんとJimmy Page 、Steve Winwood等、他当時の一線級のスタジオミュージシャンたちが参加しています。タイトルのビートルズのカバーのほかBob Dylan のカバー2曲、Dave Masonのオリジナルありの... すべてのカバー曲でJoe Cockerならではの魅力を炸裂しています。

 

しかしながら、今改めて聞き直すとしみじみ、Bye Bye Blackbird、Marjorine、The New Age of Lily(これはボーナストラックなので厳密にはアルバムの曲ではありませんが)等の佳作が沁みてきます。

 

特にBye Bye BlackbirdですがMiles Davisのカバーしているのが有名ですが。このBlackbirdの意味するところで諸説(売春婦、暗澹たる気持ち、シカゴ、ニューヨーク...)あるようですがJoe Cockerはどのような意味合いでこのカバーを取り上げたのか?

 

多くのカバー曲を歌う彼ですが実際どのように解釈、咀嚼して自分のものとして歌うのか興味は尽きませんが... ひょとしたら深いことは考えずひたすら魂を投入しているだけなのかもしれませんが... そんな些細なことを気にしなくてもJoe Cockerが歌うと名曲がさらに輝きを増していることがだけは確かだと思います。

 

この難解な歌詞の名曲を見事にソウルフルに歌い上げています。


RIP Joe Cocker - A Whiter Shade Of Pale live CV

 

Joe Cockerあまり続けて聞くと疲れますが梅雨時期にハマりがちな憂鬱な気分をきっとぶっ飛ばしてくれるます!オススメですよ!

 

梅雨時にこちらの曲もおすすめ。Joe Cockerとは対照的であります。 

yamatai.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の日にすごい懐かしい曲を聴いてみる...

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お題「雨の日に聴きたい曲」

こんにちはYamataiです。

鬱陶しい梅雨空が続きますが本当に嫌な季節ですね。そんな月曜日にはモチベーションを上げるべくお題に挑戦します。

 

ちょっと視点を変えて80年代、シティポップの貴公子と言われた山本達彦を思い出しています。J-Popという呼び方がなかった時代、そういえばシティボーイなどという言葉が普通に使われていた頃の時代です。

 

個人的には80年代は高校〜浪人〜大学〜社会人と青春時代(気恥ずかしい言葉)を過ごした時代でありました。聞く音楽は... 劇的にメロー、ポップな路線に突入しロック系のレコードは文化大革命が起こったのごとく売却されていったのがこの時代でした。読む雑誌はRokin'onからポパイへ... 

 

いわゆる思春期、見事に硬派から軟派にシフトしました。ちょっとクールに洗練された大人の男に憧れたものでした。現実は実に冴えない青春時代を送るわけですが... 

 

山本達彦の歌詞はストレートなラブソングやちょっと終わりかけている恋愛の時の悲しさ、寂しさを綴った内容であったり... 若い時分には有りもしない恋愛の妄想のネタとして... 実際、同性が聞くのが良いものだろうか?と思いながらも... かなり嵌ったものです。

 

正直、憧れたものです。バラードをピアノ弾き語りで歌う... 随分妄想しました。

 

山本達彦の曲の中でジャズっぽい曲も結構、多い方ですが、昔、ラジオ番組でセレクトした曲がビル・エヴァンスで"ちょーかっちょえー!なんだこの曲は..."と顎を外すほど感動しましたが何の曲だったのか全く分からず、今でも分かりません。

しかし、それがきっかけでJazzへの興味が高まった気がします。

 

彼の曲、単語として"雨"を含むもの結構あります。今回はあえて選ぶと1曲こちら...

雨に想いを

雨に想いを

  • 山本達彦
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

歌詞が6月の閑散期のリゾートホテルを舞台にしていると思われ、村上春樹の短編に出てきそうなシチュエーションを思わせます。普通の人生を送っている人にとっては意味不明の行動ですがやはりカッコ良い映像を妄想するには絶好の楽曲だと今でも思います。

レコードをめぐる冒険 (SUMMER TIME/PAUL DESMOND)

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こんにちはYamataiです。

先週は2枚ほどレコードを買いました。

その内の1枚はPaul DesmondのSummertimeです。

タイトル(有名なスタンダード曲ですが)とは裏腹に溶けている氷柱から日が差すイメージ、ちょっとECMのレコードジャケットぽい抽象的な写真がすが(好きなタイプの写真ですが)裏にはデスモンド氏の写真と、そして...

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無粋なことに¥2,000の表示。発売元はキングレコード、1972年にプレスされたものらしく🅿︎1972とライナーノーツに記載されています。比較として当時あんぱん1個が40円だったことを勘案するとこのレコードであんぱんが50個買えることになります。すごいのかどうか分からなくなりましたが... 

matome.naver.jp

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ライナーノートの解説は油井正一氏、日本のJazz批評の第一人者と言われた方です。 彼のアルバムはCDでは唯一、Take Ten を持っています。これはJim Hall が参加しているので買ったのですが愛聴盤です。代表作と言われてるくらいですから当たり前ですが... 

Take Ten (feat. Jim Hall) [Original Album Plus Bonus Tracks]

Take Ten (feat. Jim Hall) [Original Album Plus Bonus Tracks]

  • ポール・デスモンド
  • ジャズ
  • ¥1650

このSummer Time、1968 年のアルバムです。17年在籍していたデイブ・ブルーベック・カルテットの解散後に発表されました。このアルバムJazzと言うよりイージーリスニングに近いリラックスした雰囲気が全編に漂います。好みの分かれるところですが彼らしい繊細なの音色、フレージングの妙味とバックのオーケストラとのアンサンブルが大人の感じですね... 多分、彼女と聞くと良いでしょう... 相手を選びますが... 

 

このアルバム、一級のイージーリスニング的な快適さを醸し出している一方でロン・カーター(ベース)、ハービー・ハンコック(ピアノ)と当時のマイルスのバックを担っていた2人が参加しています。見落とせないポイントであります。

 

Jim Hallつながりでアート・ファーマーに嵌りましたがポール・デスモンドもそのパターンです。

Jim Hallの名作、Conciertoに収められているYou'be So Nice to Come Home toでのプレイが最初に印象に残っています。コルトレーン一辺倒だったのですが、繊細な音色が興味を引きました。

 

レコードに関してはしかし中々良いものに巡り合わなかったのでこのSummer Timeを見つけた時はすぐにピックアップしておきました。盤質はA、本当にノイズの少ない大事に聞かれていたレコードであると推察できます。

 

今月は結構レコード買いました。追々、紹介します。 

Love Comes to Everyone、クラプトンがカバーした曲(その2)

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こんにちはYamataiです。

クラプトンがカバーする曲、近年はAll of me、Autumn Leaves等、スタンダード曲にまで及んでいます。ファンとしてはオリジナルであろうとカバーであろうとクラプトンが

頑張っているだけで安心したりするものです。

Love Comes to Everyone... 

2005年のアルバム、"Back Home"の中の1曲です。

ちょっとポップでクラプトンらしくない曲かなぁーとも思っていましたが... その通り...

なんとジョージ・ハリスンの曲で哀悼の意を込めたカバー曲となっています。

Love Comes to Everyone

Love Comes to Everyone

  • エリック・クラプトン
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

この事実を知らなかったというファンの片隅にも置かれないような凡ミスを犯してしまいました。この曲、10年くらい前、道を踏み外しかけている頃、よく聞いていました。記憶を辿ると近所のレコード屋さんで新譜のCDとして棚に置かれいたCDを買ったのだと思います。それは古い友達、小学校の先生にあったような懐かしからくるものでした。

 

はっきり言えることはクラプトン、実に良い人なのである。例えば、ジョージ・ハリソン、スティーブ・ウインウッドの来日公演のサポートプレイヤーとして参加したり、晩年のB.B. KingやJ.J. Caleとコラボアルバムを制作、リリースしたりアルコール、薬物中毒患者のリハビリを目的としたクロスロード・センターを設立したり、まさに神の域に近い活動に従事しているのだと熱心な信者としては思ったりします。

 

私もこの曲で当時、危険な水域に入り込まなかった気がしています。本当に救われたのだと今では確信となっています。 これは熱心なファンゆえに起こる出来事であります。私の人生、クラプトンの曲に励まされ、癒され、インスパイアされながら... そして何年かぶりに再会した神様にまたも救われ... 

 

神様としか言えませんが...  しかしジョージ・ハリスンとの友情も尋常でない世界なのかもしれませんが... 昨今、略奪愛など... いやいや... しかし最終的に男の友情、ある意味、似た者同士だったのか... 

 

この曲をクラプトンがどのような気持ちで歌ったのか?興味深いものがあります。邦題は”愛はすべての人に"... 人から奪ったのは君ではないかい?などど神さまに突っ込んではいけません。

 

こちらジョージのオリジナル。ビートルズ解散後一番、吹っ切れた人かもしれません。個人的にはアルバムを買うほど当時は興味を持たなかった?お小遣いも限られていたのでAll Things Must Pass友人にダビングしてもらいながらもあまり熱心に聴かなかった?ピンとこなかった?

Love Comes to Everyone

Love Comes to Everyone

  • ジョージ・ハリスン
  • シンガーソングライター
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 過去記事もよろしければ... 

yamatai.hatenablog.jp