キリンジな月曜日...
こんにちはYamataiです。
先週に続いてブルーマンデーがやっきました。
月曜日、そんな毛嫌いしちゃいけないとは思いますが、やはり休み明けテンションは低めです。昔から月曜の午前中は体は起きてますが... 心ここに在らずのような感じとなり比較的、単純な事務作業をすることにしていました。
さてさそんな月曜日、唐突ですがキリンジを聴くのがオススメです。
名曲豊富なキリンジですが月曜日のおすすめは何と言っても...
グッデイ・グッパイ
このジャケット、インパクト大ですね。
キリンジ、ポップでありながら少し難解(ひねくれた)歌詞がたまりません。
3年前くらいに偶然、ラジオでこの曲を聞いてから好きになりました。
白昼堂々、彼女に張り手され振られた男性の状況を綴った歌詞に対するポップな曲調。あまり歌詞はブルーマンデーを克服するような内容ではありませんが...
この曲のグルーヴ感、お勧めしたいです。
歌詞の部分では...
地下鉄は袋小路で終点
真夜中のつぶやきは
フレーズだけは尖っては
トンネルを削り
爪が痩せてゆく
この暗喩ですが解釈は様々あるのでしょうが...
ここからのメロディーの転調も好きですが歌詞がやけに耳に残ります。
十四時すぎのカゲロウ
これも名曲です。
キリンジワールド全開の甘美なすこし物憂げなラテンのリズム。テーマは”水泳部員を主人公にした青春ソング”らしいですが、これも隠されたメッセージの解釈ができそうですが... 私的には以下の歌詞が秀逸だと思います。
欲しいものは見えてる
水の中に漂っている
僕の身体だけが知っている
All I want is the truth
この歌詞がさらに展開して...
欲しいものは見えてる
水の中に僕の影を追う
捕まえたと思えば逃げてる
All I want is the truth
僕の前の僕が影が往く... 含蓄の深い歌詞です。ここでの往くの意味を逝くと深読みするとこの哀愁漂うメロディーに合点がいきますが...
キリンジの楽曲、あまり歌詞を訳知り顔で紐解かずさらっと聞いた方が良いかもしれません。しかしながらその歌詞があまりに興味深く、スガシカオとはまた違った言葉の世界、ストーリーを紡ぎ出す才能がすごいと...
すでに弟、康行氏は脱退されソロで活動、お兄さんはKirinjiを継承しています。ファンとしては寂しくもあり残念ですが...
歌詞で魅了するJ-Popの中でも稀有なアーティストであります。
ではでは1週間、お体に気をつけて下さい!
4月に聞きたいJazz名曲 (その1)
こんにちはYamataiです。
気が早いですが4月ともなれば新しい生活を迎える人も多い季節です。
4月は春らしい日も多いですが花冷えと言われる寒さも顔を出す日々もあり、その微妙な感じが好きだったりもしますが...
JazzスタンダードでApril といえば...
April in Paris
I'll Remeber April
この2曲何と言っても有名です。
どちらも多くのメジャーアーティストにカバーされておりますがいつもながら独断と偏見でオススメを選びました。今回はApril in Parisをカバーした名曲紹介します。
Count Basie Orchestra
April in Parisですがバラード系のカバーが多いですが、このバージョンはノリが良いです。4月、忙しくなりますがちょっと疲れたり落ち込んだりしたら聞いてみましょう!ちなみにカウント・ベーシーのカウント(Count)は伯爵を意味するそうです。由来はラジオのアナウンサーが命名した説と自分で名乗った?2つの説があるようです。またベーシー・オーケストラですが1940年代の大戦を挟んでオールド(old)ベーシーとニュー(new)ベーシーに分かれスタイル、編成は異なります。激変する時代に巧みに適用したベーシー伯爵ですが新しい環境に対処する方、見習いたいものです(まだ4月ではないですが)... 月曜、ブルーマンデーの朝、一発聞いてみましょう!。
Sarah Vaughan
やはりヴォーカルも外せません。サラ・ヴォーン、特にバラードを歌わせると... 凄い... 声量とか表現力がどうの講評するのがおこがましいです... ちょっと薄ら寒い4月の週末の午後あたりに聞きたい曲であります。
Ella Fitzgerald & Louis Armstrong
CDで持っていて永年、愛聴しております。CDジャケットで改めてエラがでかいのかルイス・アームストロングが小さいのか?どうでもいいこと気になってしまいますが... あとローファーに白いソックス、ズボンもちょっと短めですか...
だいたい、この曲をデュエットで歌っちゃうあたりの鷹揚さがたまりません。エラ・フィッツジェラルドが美しく歌い上げ... 次にイエーイ... と低く唸るようにルイスが歌い上げます。ちょい長いトランペットソロ、その後、エラのボーカルで... まあ厳密にはデュエットではなく交互に歌っておりますが... しかしこのアルバム、全体を通してエラさんの懐の深さ、優しさを感じます。
Bud Powell
多くのピアニストにカバーされているApril in Parisですがちょっと独特なのがバド・パウエル、失礼を承知でちょいと手数が多い気がしますが... 曲の原型は残っているんですね... なんかこれはこれで良いです。
Joe Pass
ギター好きには外せないのがジョー・パスです。ギターをのみでメロウに爪弾きますが手数の多さはジョー・パスお約束ですかね...
結論というほどではありませんがApril in Paris、いろいろなカバー是非、楽しめます。名曲は色褪せないものですね...
スガシカオのオススメ名曲選...
こんにちはYamataiです。
"騎士団長殺し"の余韻覚めやらぬ中、ふらりと昨日近所の本屋さんに行くとこんな雑誌が...
スガシカオ氏ですが大の村上春樹ファンで有名、そして村上春樹も珍しく絶賛する稀有な日本人アーティストであります。
スガシカオ氏、かなりの読書家で村上春樹だけでなくかなり幅広く文学作品を嗜まれ造詣も深いのにはちょっと驚きました。
デビュー15周年の武道館は行きましたが、良かったです。
結構、"午後のパレード"とか"プログレス"とかコマーシャル的にうまくいっているのかと思っていた時期で... その後、独立と... デビューも遅くちょっと異色のアーティストですね。
そんなスガシカオ氏、曲はファンクっぽいノリノリの曲、アコースティクなもの、完全にポップなもの... 色々とありますがやはり歌詞に、魅力を感じます...
村上小説の主人公の多くが大切な人を喪失しますがスガシカオの楽曲の多くも結構、その届かぬ思いを暗くえぐったような内容が多いです。
さて村上ワールドを頭の隅に入れながら極めて個人的にお勧めしたいスガ氏の名曲ご紹介します。
坂の途中
このリズムのまったり感が良いです。村上春樹の短編、"ねじまき鳥と火曜日の女たち"の中で主夫をしている主人公が姿を見せなくなった猫を探すのですが、この曲を聴くといつもそのストーリーを思い出します。
ノラネコ沢山いるけど エサをあげてる場合じゃないよ...
歌詞全体よく読むと意外と励まされる曲です。
夕立ち
初期の名作ですね。"君が口ずさむ聴き覚えのないメロディー... "...
成就しないんだろう恋の歌... 好きな女性にウジウジしている男の心理が巧みに描かれます。大学時代ドライブでデートしたときのことを思い出します...
うきぶくろをもって
~僕の町に嫌気がさした自殺者かな
こちらをじっと見つめたまんまいつしか消えている~
シュールな内容の歌詞、カブトムシが何を暗示しているのか?
密入国者、自殺者とか普通の歌詞に入らない気がしますが...
昔、カラオケで歌って周りをドン引きさせたこともあります(唯一スガ氏の曲でかろうじてキーが近いので...)
光の川
渋滞で知らない男の車の助手席にいる彼女を見たことを綴る曲です...
村上小説の主人公が彼女、妻を喪失するパターンが多いのと同様、スガ氏の歌詞にも近似した状況の綴られるパターンが多いですね。曲が決して暗くならないのが特徴、村上小説にも似たどこか第3者的に己を俯瞰しているような... ちょっと乾いたところもありますかね...
月とナイフ
これはスガ氏の傑作のひとつではないかと思いますが... ものすごくナイーブで美しい曲であります。ちょっとチャラっとしたキャラクターのスガ氏がこのような曲を作ってしまうことがまた不思議です。歌詞を全て紹介したいところです...
-全然相手に気持ちがなかったことが分かった時の気持ち...
-実は好きな人ができて... と言われて傷付いた状況
そんな救いようのないくらい落ち込んだ状況を描いたラブソング...
スガワールド全開と言える名曲ですね...
他にも名曲、かなりありますが別の機会に...
今年は20周年のスガシカオさんですが今後、どう進化するのか?
その含蓄のある歌詞、J-Popの中でも聞き応えのあるアーティストだと思います。
Sony α7s雑感 (今更本当に買ってよかったのか?)
こんにちはYamataiです。
α7s購入後2週間が経ちます。
まだまだ使いこなせていませんが1000枚くらい撮った雑感を少し綴ります。
その静音シャッター、ボデイ表面の仕上げ(つるっとした金属的な感じ)が主な理由で2年頑張ってもらった現行モデルα7IIを下取りに手に入れたα7s、本当に大枚を払い手に入れるだけの価値があったのか検証してみます。
(1) 高感度性能本当にすごいのか?
巷で言われているその超高感度性能ですが実はまだ試しきれていません。
来週にギターの先生のライブがあるのでその際、その実力を堪能することができるのではないかと思っていますが...
下の写真はISO12800ですが最近では高感度性能カメラメーカー各社、そこそこに向上しているので今更驚嘆するほどではないのかもしれませんが少なCanon6D、Leica typ262と比較でノイズが少なくクリーンです。
(2) ボディ内手ぶれがないが...
α7現行モデルはすべてボディ内5軸手ぶれ補正が搭載されています。マウントアダプターでMF(マニュアルフォーカス)のレンズを使用する私にとってはあったら良いな的な機能であるのは間違いありませんが。α7sのボディを引き換えに欲しいかと言われると微妙です。α7s程の感度性能であれば躊躇せず感度をあげればシャッター速度も上げれられるので私の使用範囲ではなくても全く問題ないです。
感度をこれ以上あげたくなくある程度絞り込んで、シャッタースピードが足りなそうなケースで初めて有効な機能なような気がしますが...
あとは超望遠撮影の時ですかね...
(3) 画素数少なくない?
A3サイズですらプリントしないので全く大丈夫です。むしろファイルサイズが小さいのでメモリーの容量も気にならずパソコン作業の際の取り回しも良いです。
結構、クロップもします。
(4) 像面位相差AF非対応
AFレンズがFE 2.8/35しかないので... α7IIもそうでしたがα7シリーズのAF精度、あまりあてにしていない?DMF(AF/MFを自動で切り替える)でピントの追い込みができるのでもっぱらそちらを使用しています。動体を撮影すされるような方にはあまり向かないカメラなのかもしれませんが、その世界は一眼レフがまだ優位だと思います。
(5) 肝心の写りは?
当たり前ですが通常の感度域で撮影した写真、特に期待していなかったのですが... 抽象的な表現で恐縮ですが"写真ぽい"気がします。α7IIよりLeicaの写りに近い気が...
画素数の少なさが故にイメージセンサーないのピクセルサイズが大きくより光を取り込める... みたいな事を聞いた事があるのですが...
また低画素なのでシャープネスがきつくないからだ...
どれも確かとも言えません... どうなんでしょう... α7sの吐き出す絵、好きですね。
結論ですが一瞬、Leicaいらなくなるかもとも思うほどでしたが...
特に私の持っているライカはデジカメですが背面液晶もなく当然、AFもないカメラなのですがこれはこれで楽しかったりするので手放せません。
むしろアダプターを使用するこLeicaのレンズも生かせるので、あとやはり静音シャター、今では珍しくありませんがα7IIにはなかったので... これやはり重要です。
こんな写真もバシバシいけます。
ある意味でスナップシューターにとってそのボディサイズとあいまって理想的だと言えます。もはや旧モデルであるα7sですがそのボディデザイン、サイズを好む人にとっては十分に魅力的だと思います。
あと35ミリフルサイズセンサーがのカメラが必要なのか否か?
私はボケが大好きなのでやはりフルが良いですね...
最近APS-C、4/3とかもボケを狙うとレンズがでかくなる傾向なので...
以上でした。
"騎士団長を殺し"感想文
こんにちは!
"騎士団長殺し"昨日、読み終えました。
第1部はの200ページくらいまでは睡魔との戦いでした。
もう長編小説は読めないのかと危惧していました。
しかし15章の"これはただの始まりにすぎない" あたりからピッチが上がり、それはかつてのランス・アームストロングがラルプ・デュエズを常軌を逸するギア比に対するケイデンスで集団から瞬く間に抜け出しゴールまで独走するような異様な光景だったかもしれません。
少し意外であったのは1部、2部の構成でおそらくは3部に続くような2部の終わり方を予想しましたがそうではなかったことです。
ある種、平凡な映画のエンディングのような主要人物が落ち着くところに落ち着いた的なエンディングが今までの村上作品とは違う気がしましたが...
先鋭的な部分が良い意味で削がれてきているのかなぁと...
また村上作品、ある意味もはや変わらないのだと... 当然細かい部分、時代的な要素も盛り込まれますが(トヨタ・プリウス、スバル・フォレスター、電話で写真を撮る等の表現)基本は、変わらない首尾一貫したストーリー展開がみてとれます。
不器用で偏屈な(世間から見ての)主人公が大事なものを喪失する(それはほとんどの場合妻であり、恋人)、そして、そこからの内省するプロセスにおいてメンター(古くは羊男、今回は騎士団長)が登場、またある種、主人公とは対照的な世界に属するキャラクター(かつての五反田君、今回の免色氏)なども登場しながらストーリーが展開する。
おおよその展開、ストーリー仕立てはもはや変わらないのであろう。
おそらくは意図的に変えていない。
これは良い悪いではなく、ある意味でこれが安心して読める要素ではないかと個人的には思えます。
ある意味で寅さんシリーズがそうであるように村上作品の主人公の役回りは変わらず、決して熟成、達観することなく大切な人の心の機微を汲めず喪失する、そこから物語は始まる。
喪失... これがある意味で村上作品の永遠のテーマであると言えます。
このテーマに符合するメッセージも暗に含まれているのかもしれませんが...
それらは読者に委ねられている...
ワンパターンであるとか進化が見られないなど否定的な評価も散見される村上作品ですがこれほどまでに一気に読ませ惹きつける魅力は個人的にはすごいと思いますが...
どうでしょう...
結論として"騎士団長殺し"お勧めしますが時間がない人は急いで読まなくても良いかもしれない気が... 読書は1日、30分と決めて読める人であればOKですが私みたいに節制できない人は気をつけたほうが良いですよー
ブルーマンデーのあなたに贈る曲(その1)
こんにちはYamataiです。
月曜日、嫌ですねー
月曜日はいくつになっても嫌なものです。
立派な大人は克服しているのでしょうが...
サザエさんシンドロームという症状まであるようなので結構一般的なんですかね...
昔、職場の同僚と月曜がくるのが憂鬱だと話をしていた時に納豆を食べると緩和すると聞いた時があります。納豆の良質のタンパク質が気持ちを前向きにしてくれる効果があるとのことでした。かなり真面目なタイプの人だったので信憑性はあるとは思いましたが私は試したことはありません。
なんかその人が日曜の夜に真面目な顔をして納豆を貪るように食べている姿を想像するとなんとなく... そんなことがどうでもよくなってしまったのを思い出します。
さてさてブルーマンデーですが私の方法はやはり音楽を聴くことですかね...
音楽と言っても月曜日からビル・エヴァンスとかトム・ウェイツとかではなく...
ややアップテンポ、無機質な歌詞にあまり深い意味がない(あくまでも個人的な意味でですが)ような系統の音楽がオススメであります。
本日はこちらであります。
Steve Winwoodです。元祖天才少年。いや今ではおじいちゃんですが幻のバンドどトラフィックのリーダーで短命で終わったスーパーバンド、Blind Faithのメンバーでもありました。
彼とエリック・クラプトン、ジンジャー・ベーカー、リック・グレッチといかにも続きそうもない組み合わせのバンドですが...
このWhile You See a Chanceが入ってるアルバム、Arc of Diver ですが全曲、彼らしいソウルフル(白人という意味でのソウルですが)でポップな珠玉な名曲が揃っていますのでアルバムで聴いてもよろしいかと...
STEVE先生、普段は郊外の邸宅で畑作業をしていると昔、何かと読んだ記憶があります。80年に久しぶりのArc of Diverの後、86年Back In The High Lifeが傑作とも言われていますがどうでしょう?実はあまりよく聞いたことがありませんが...
ブリッシュロック系のアーティストの中でもある意味クリーンなイメージがあり優等生的な感じのする方です。日本ではどちらかというとマイナーな感じしますが...
しかしオススメはWhiel You See A Chance を繰り返し聴くことですかね...
飽きるほど聞いたところでブルーマンデーの症状も和らぐと思います。
新宿散策(つるし飾り)と思い出せない村上小説...
こんにちはYamataiです。
村上春樹の新作、読み始めています。
ファンですがマニア的に詳しい方が多いのであまり知ったかぶりしない方が良いのは確かなジャンルです、恐るべき村上ワールド...
昔の小説で主人公が新宿のビル街の通りを歩く人の流れをずっと見るようなことをしてた... それがどの小説かいつも思い出せません。いつも新宿のビル街を歩いているとその小説思い出すのですが...
そして久しぶりこちら方面の新宿に来ました。
出かけた先は京王プラザです。中に入るとひな祭りの季節なのか...
吊るし飾りというものらしいです。
見事でした。つるし飾り手持ちのカメラで撮っていると...
結構はまります。
ロビーのドアの開閉が頻繁で結構、被写体ブレが連発します。
意地になって撮り続けていると結構、周りの人から奇異な目で見られます。
このつるし雛、なかなか奥深いものらしいです。
つるし雛、1つずつ意味があるそうです。
なかなか愛らしくて癒されます。
騎士団長殺し、ネタバレしたいところですが10ページごとに睡魔との格闘...
村上小説ですが個人的にはゾーンに入ると何ページあろうと高速ペースに入りあっという間に読めるのですがただいま100ページ手前でまだピッチが上がっていません。
しかしなんでか妻に去られる展開が多いですね...
ある種のパターンですかね...
今回も繊細なのか鈍感なのか分からない主人公が...
あー思い出せないなー...
なんだかなぁーあの小説...
多分、"国境の南、太陽の西"だろうと当たりはつけていますが...
久々に読んでみたいのですが...
最近の読むペースだといつになることやらです...
あと村上小説を読んでいると不思議とジャズを聴きたくなりやす。
パブロフの犬状態です...
そうなるとこの本、勧めざるえません。
村上春樹ですが(呼び捨てはいけないですが崇めるのも変なんで)...
"風の歌を聴け"から読み続けていますが荒井由美が松任谷由実になって圧倒的にメジャーになったように"ノルウェーの森”以来、世界的なベストセラー作家になりました。
"アンダーグランド”とかドキュメンタリーとかもありますが基本、長編小説、たまに短編と... 長年愛読しております。
そんな村上ワールドですがなぜそんなに多くの人が惹きつけられるのか?
真剣に分析、研究している人もいるくらいですがすごい影響力なんですね...
結論として村上春樹作品は深いこと考えず読んでみる方が良いと思います。
結構、否定的な人も多いようですが個人的には書籍として貴重なエンターテイメント性を残している稀有な存在だと思います。"ノルウェイの森"あたりから露骨な性描写が増えた気もしますが...
文学作品ではないとか... 云々... 置いといて、とりあえず読んでみると... いやなら静かに閉じて売っちゃう... そんな感じですかね...